このような副業モデルがあったとしたらどの程度やってみたいかという問いには、「ぜひやってみたい」「少しやってみたい」を合わせると39.8%と、約4割の人が前向きな回答をしている。

しかし、懸念点もある。「農作業の肉体的負担」が37.5%、「農業に関する知識・経験不足」が29.8%、「本当に目標収益(粗利60万円)を達成できるかという不安」が29.5%と続いている。

また、求めるサポートとしては「専門家による栽培指導」が40.5%で最も高く、未経験でも取り組めるかという不安を解消できるかが、普及の鍵となりそうだ。

週末だけの作業で農業ができるのであれば、農地の場所が多少離れていても可能だろう。しかし、そのぶん「休みの時間」は大きく削られるため、体力・収益・時間という3つの壁を解消できるかがポイントとなる。意外と前向きな人が多いことから、誰もが副業として農業を始められるサービスを展開できれば、農業人口を増やすチャンスになるはずだ。
出典:リンク「副業としての農業に関する意識調査」より


