スタートアップ

2025.08.23 10:00

怠惰な起業家が「指数関数的に成長」するビジネスを生みだす「6つのルール」

kroach / Getty Images

(4)働くべき時ではなく、働きたい時に仕事をする

従来の働き方では、9時から5時まで仕事の態勢を整え、メールが届いたらすぐに対応し、どんなときでも電話に出なくてはならない。しかし、最高のパフォーマンスを発揮するためには、最大のエネルギーが必要だ。自分本来のリズムに抗ってしまうと、月並みな成果しか出せない。

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怠惰な起業家の働き方は、それとは違う。思考のキレが最もいい時間帯を把握しよう。最高の文章を書けるのは午後8時かもしれない。創造力を最大限に発揮されるのは真夜中かもしれない。そうした時間帯に、集中力を最も要する仕事ができるようスケジュールを組もう。

似たようなタスクはひとまとめにしよう。メールに対応するのは1日1回。電話に出るのは火曜日だけでいい。心身を消耗するミーティングは出席を断ろう。他の人に何を言われようと、自分のエネルギーのパターンを大事にしよう。

(5)労働時間ではなく、成果を数値化する

大半の起業家は、間違ったことを測定している。働いた時間、送信したメール数、出席したミーティング数、完了したタスク数などだ。しかし、動いていたからといって、進歩したとは限らないし、何かを達成したわけでもない。測定すべき指標は結果だけだ。売上額や、対応した顧客数、永久解決に至った問題の数などを数値化しよう。

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時間管理アプリは削除し、タスクの数を数えるのはやめよう。それよりも、ビジネス前進の要因となったことを測定しよう。例えば、今月生み出したアセットの数はいくつだろうか。定期的な売上を得られる仕事はどのくらい増えたか。自分なしで稼働しているシステムはいくつあるのか。

こうした数字こそ、進歩を測定できる本当の指標だ。それ以外のことはすべて、実際には1カ所に立ち止まったまま、忙しさを感じさせるだけのものにすぎない。

(6)面倒な作業は、複利的な効果に任せる

従来型の起業家は、思考が直線的だ。たくさんやればその分だけ多く手に入り、熱心に働けば収入が増えると思っている。しかし、指数関数的な成長はルールが違う。小さな行動を積み重ね、それがうまくかみ合ったときに大きな成果が得られる仕組みだ。怠惰な起業家はそれをよく理解している。

1人の顧客を満足させれば、その人は、3人の友人に評判を広めてくれる。そして、その友人が顧客になり、さらに別の友人に広めてくれる。優れた1本のコンテンツがバックリンクを招き、あなたのサイトのトラフィックを急増させる。1つのシステムを自動化した結果、余裕が生まれ、ほかのシステムを構築する時間ができる。

こうした複利的な仕組みを整えたら、あとは手を引こう。その勢いで信頼と売上を獲得するあいだ、別のことに力を入れられる。

今は、怠惰な起業家が成功する時代

自分の流れを見つけ、それに従っていけば、がむしゃらにならなくても成長できる。キーボードを叩き始める前に、方向性を決め、目的をはっきりさせよう。違和感を覚えたら、立ち止まって態勢を立て直そう。無限に成長するシステムを構築しよう。エネルギーのピーク時にのみ働こう。重要な指標を測定し、それ以外は無視してもかまわない。

行動を起こすときは必ず、「これでいい」と思えるかどうか考えよう。システムを立ち上げる時は必ず、時間を節約できるかどうか確認しよう。決断するときは必ず、複利的な効果を生むかどうか検討しよう。これらの基準を満たさない場合は、すぐさまやり方を変えよう。

エネルギーを無駄遣いしてはならない。努力を美化するのをやめよう。小さな力で大きな成果を生むビジネスを設計しよう。

forbes.com 原文

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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