宇宙

2025.08.19 10:30

細い月と惑星たちの共演が夜明けを飾り、「ブラックムーン」が到来する 今週の夜空

天の川(NASA/Bill Dunford)

8月23日(土):「ブラックムーン」

今宵の新月には、特別な名前がある。春分・秋分・夏至・冬至で区切られた1つの季節の間に新月が4回訪れる場合、3回目の新月を「ブラックムーン」(季節のブラックムーン)と呼ぶのだ。月そのものは太陽と同じ方向にあるため見えないが、一晩じゅう月明かりがないため、夏の終わりの星空観察にもってこいの一夜となる。

advertisement

今週の星空の見どころ:天の川

米アリゾナ州フェニックス近郊ソノラ砂漠のサボテンと天の川(Getty Images/mdesigner125)
米アリゾナ州フェニックス近郊ソノラ砂漠のサボテンと天の川(Getty Images)

月の出が夜半を回る今週は、天の川を観察するのにうってつけ。空が暗くなったら、南の空高くから南南西の地平線まで、天球にアーチをかける天の川を探してみよう。無数の星々と星間塵の帯(ダストレーン)が密集する銀河系の中心は、南南西の地平線近くにある。今週はぜひ、街の明かりから遠く離れた暗い場所へ出かけて夜空を見上げてみてほしい。

今週の星座:はくちょう座

「夏の大三角」を形づくる、はくちょう座、わし座、こと座(Getty Images)
「夏の大三角」を形づくる、はくちょう座、わし座、こと座(Getty Images)

東南の天高く、明るく輝く3つの1等星が形づくる「夏の大三角」は、春から晩秋まで夜空に見えている。その頂点の一角を占めるデネブは夏の夜、頭上に翼を広げて羽ばたくはくちょう座で最も明るい星だ。はくちょう座は、無数の星々や星雲が密集する天の川の銀河面を滑空するように天球上を移動していく。

forbes.com原文

advertisement

翻訳・編集=荻原藤緒

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事