今週は、驚くほど美しい天体の並びを堪能できる。水星、金星、木星が魅せる惑星のパレードに、欠けゆく細い月が優美な輝きを添える。2025年8月19日からの1週間の夜空の見どころを紹介しよう。
8月19日(火):水星が西方最大離角、惑星パレードと細い月
明け方の空で、水星が西方最大離角となる。太陽系で最も小さな惑星を観察するなら、その見かけの位置が太陽から最も離れる最大離角の前後が絶好のタイミングだ。日の出の約1時間前の東の空では、月齢25の月が明るい金星と木星、地平線からゆっくり姿を見せる水星とほぼ一列に並ぶ。

8月20日(水):惑星のパレード、細い月が木星に接近
早起きをして日の出の約1時間前に東の空を見ると、昨日よりもほっそりとした二十六夜月が木星のすぐ左上で光を放っている。その下には金星が輝く。

8月21日(木):惑星のパレード、細い月と金星が並ぶ
今月の星空で最も美しい眺めといっても過言ではないだろう。日の出直前の東の空で、月齢27の繊細な光をまとった月と、まばゆく輝く明けの明星が共演する様子は、まさに絶景だ。上方には木星が浮かび、下方には水星が光っている。

8月22日(金):月と水星、プレセペ星団
この日の朝も惑星パレードが見られるが、そのそばでもう1つ見逃せない現象も起こっている。新月を目前にした極細の月が、水星と並ぶ。双眼鏡で覗くと、そのすぐ上に100個以上の星が集まったかに座の散開星団、プレセペ星団(M44)のきらめきを捉えられるはずだ。




