暮らし

2025.08.22 18:00

親密な恋愛関係を築くコツは「笑い」にあり 心理学者が明かすその理由と「5つのヒント」

Shutterstock.com

1. 感情的な親密さと「サポートされている」感が高まる

親密な関係において、大事なのは大げさでロマンチックな素振りだけではない。見過ごされがち、あるいは当たり前のことと思われがちな些細な瞬間に2人の絆を静かに深める力がある。笑いの共有はこうした瞬間の1つであり、カップルが親密さをより感じる上で重要な役割を果たしている。

advertisement

研究では、71組のカップルに自分たちが初めて出会ったときのことをカメラの前で語ってもらった。そして、カップルのうちどちらかだけが笑ったときと、カップルが同時に笑ったときを区別し、分析した。

その結果、(他のすべての笑いを考慮した後でも)会話で一緒に笑っている時間が長いカップルほど相手との距離が近く、相手に支えられていると感じるという明確なパターンが示された。

これは、笑いの共有が良好な関係の副産物であるだけでなく、良好な関係を生み出す要素であることを浮き彫りにしている。良好な関係になるのは、笑いを共有することで世界観が同じだと感じることができるからだ。また、笑いは相互理解や心地よさを示すものとなり、感情的な親密さが持続されやすくなる。

advertisement

2人が同じことで心から笑う

2人が同じことで心から笑うと、2人で1つのチームという感覚が強まる。

笑いを共有することの重要性について考えるとき、無理に笑いを共有する必要はないことを覚えておいてほしい。日常や自分の癖、そして厄介な事態にユーモアを見出すことに心を開いていればいいのだ。そうすることで、あなたとパートナーの心を繋ぐ強い糸を静かに紡ぐことができる。

数年後にはジョークの内容は忘れてしまうかもしれないが、相手に理解され、深くつながっているという感覚は覚えているはずだ。

2. 関係の満足度と質が高まる

笑いの共有がもたらすポジティブな影響は親密さだけにとどまらない。笑いはその場における2人の距離を縮めるだけでなく、2人が関係全体をどのように評価するかにも一役買っている。

笑いが繰り返されると関係に対する気持ちが全体的に肯定的なものになり、より明るく楽しいものに感じられるようになる。

やがてこのような快活なやりとりは2人が共有する物語の一部となり、関係に対するあなたの考え、そして関係があなたの人生における喜びの源なのか、それとも緊張を生むものなのかという問いの答えに影響を与える。

前述の研究では、個々のユーモアや一般的な積極性など他の要素を考慮しても、一緒に笑うことが多いカップルは、自分たちの関係を全体的に高く評価する傾向にあることが明らかになった。

情熱やコミットメントといった指標との関連は性別によってばらつきが見られたものの、全体的な満足度のパターンは一貫していた。このことは、一緒に笑うという単純な行為が、恋愛関係における幸せを感じる1つの要因となっていることを示唆している。

恋愛における満足度は相性や問題解決能力だけによるものではない。日々の暮らしの中で、関係がどれだけ軽く、あるいは重く感じられるかは一緒にいることに対する満足感に同じように影響を与える。

どんな形であれ、一緒に笑いを分かち合う瞬間は喜びがまだ存在し、身近にあることを思い出させてくれる。遊び心を優先し、喜びを分かち合う瞬間を意識的に育む努力をすれば、大きな出来事の間にある無数の些細なときにも一緒にいて気持ちのいい関係を着実に築くことができる。

次ページ > 遊び心と喜びの瞬間の創出

翻訳=溝口慈子

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事