海外

2025.08.18 15:00

韓国のAI新興、Datumoが米セールスフォースなどから23億円調達

Photo Illustration by Thomas Fuller/SOPA Images/LightRocket via Getty Images

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韓国のソウル拠点の人工知能(AI)スタートアップDatumoは、AIモデルの学習データや性能評価サービスへの需要が急速に高まる中、シリーズBラウンドで1550万ドル(約22億7850万円。1ドル=147円換算)を調達したと発表した。

今回のラウンドの投資家には、セールスフォース・ベンチャーズのほか、パロアルト拠点のACVC Partners、日本のSBIインベストメント、KBインベストメント、新韓ベンチャーインベストメント、Kiwoomインベストメント、製紙大手ムリムの金融子会社ムリムキャピタルらが名を連ねている。Datumoは今回のラウンドでの評価額を明らかにしていないが、累計調達額が約2500万ドル(約36億7500万円)に達したと述べている。

セールスフォース・ベンチャーズが韓国のAIスタートアップに投資を行うのは、これが初めてだという。「AIの安全性への懸念が普及に向けた最大のハードルとなる時代に、Datumoはあらゆる領域でAIサービスを自信を持って展開できる生成AIの評価ソリューションを提供している」と同社は声明で述べている。

セールスフォースからの支援は、Datumoに資金面以外でもメリットをもたらすことになる。その1つがセールスフォースのAIエージェントや顧客と連携できる可能性だ。

「生成AIは目覚ましいスピードで進化しており、基盤モデルの上に毎日のように新たなサービスが登場している。しかし、大規模言語モデル(LLM)を活用するあらゆる企業に共通する重要な課題が1つ残っている。それはAIが生成する結果の信頼性と安全性を確保することだ」とセールスフォース・ベンチャーズは声明で付け加えた。

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編集=上田裕資

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