健康

2025.08.17 15:00

書く瞑想「ジャーナリング」が性に合わない人に、セルフケアの代替方法7選

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 繰り返し同じことを考え続ける「反すう」の状態から抜け出せないと感じている人には、そのパターンを可視化することによって自己の感情を認識すると同時に、論理的思考につなげることを助ける有効な方法だという。

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必要なのは、思考や感情について、あるいはフレーズなど、思い浮かんだ言葉を書きとめて、目で見られるようにしていくことだけ。シンプルな形でも、色付けなどをしても、好きな形で行うことができる。

また、古い新聞や雑誌などから言葉を拾って切り取ってのりで貼り付けても、手書きでも、タイプで打って印刷しても、好きなようにビジュアル化していけばいい。

折り紙

一見したところ、ストレス解消の方法には思えないかもしれない。だが、前出のアワダラによると、繰り返しの動作、左右を対称にしていく動き、そのために集中する必要があること、頭と両手を使うことは、その瞬間に意識を向けることになり、不安な気持ちになることや、侵入思考(不愉快な考え)が浮かぶことを妨げるという。

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さらに、他のすべてのことに圧倒されるような気持ちでいるときに、自らの意図的な行動によって何かを完成させることがもたらす満足感は、さらにストレスを軽減し、自分自身をコントロールできているという感覚にもつながる。

「Journal of Pharmacy and Bioallied Sciences」に発表された論文によると、入院中の子どもを対象に行った調査の結果、折り紙を1日30分、5日間行った子どもたちは、ストレスや不安が大幅に軽減されていたという。

カラーウォーク

カラーウォークは、「マインドフルウォーキング(歩行瞑想)」に楽しめる「ひねり」を加えたもの。歩き始める前にいずれかの色を選び、その色のモノをできるだけ多く見つけられるよう意識しながら行うウォーキングだ。

ボグダノヴィッチは、この方法は運動と感覚への意識を組み合わせることによって不安感から注意をそらし、そのときどきの「今」に気持ちを向けさせるものだと説明する。また、アワダラによると、カラーウォークはじっと座ることや瞑想をすることもなく、好奇心を高め、マインドフルネスを実践することにつながるという。

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編集=木内涼子

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