7. 周囲の人をサポートする
「不幸は仲間を好む」というのは本当だ。そして、前向きな考えについても、このことわざは当てはまる。誰かが苦労したり、ストレスを抱えたりしている様子を見たら、本人から「助けてほしい」と言われるのを待つことはない。こちらからサポートを申し出よう。
時には、悩みを聞いてあげるだけでも、相手が「認められている」「大切に思われている」という実感を得られることもある。しかも、これにはうれしい追加のメリットもある。誰かを助けると、助けた側の気分も良くなるのだ。
童話『ピーター・パン』の作者、J・M・バリーは、「他の人の人生に明るい光をもたらす者は、自分自身もその光を浴びることになる」という名言を残している。誰かの人生に自分が及ぼしたプラスの影響を目の当たりにすることは、無力感や絶望を解消する有力な手段だ。
8. 好奇心と創造力を育む
世の中の情勢が重苦しく感じられる時は、創作活動に取り組んでみよう。自分が作り出すものは、自分でコントロールできる。短編小説であれ、スケッチであれ、はたまたキッチンで踊るおバカなダンスであれ(誰も見ていないはずだ)、やっていて楽しくなってくるものなら何でもかまわない。
気分を明るくしてくれる創作活動は何なのかを検討してみて、実際に試してみよう。落ち込んだり、悩みが大きすぎて身動きできなく感じたりする時は、10~15分のあいだ、案件や結果、プレッシャーとは無縁の時間を設け、あえてとりとめなく、生産性を問わずに、楽しいことだけをして過ごしてみよう。それだけで、かなり元気が出てくることに驚くはずだ。
9. ストレスがかかる時間に、前もって備える
自分の周囲で起きることを常にコントロールできるわけではないが、落ち込みそうな事柄に前もって備えることはできる。自分にとっての定番のストレス解消手段を特定して、必要な時はいつでも使えるようにしよう。
面白いテレビのコマーシャルを見ると気分が明るくなるなら、そうしたCMをいくつか、YouTubeでお気に入りに登録しておこう。深呼吸に効果がある人なら、こちらのページに載っている、たちまち気分が静まると評判のエクササイズを試してみよう。人とのやり取りに安心感を得るタイプなら、職場で孤立することなく、会話や人とのつながりが育まれるような環境作りを心がけよう。
適切なストレス解消ツールをいつでも使えるようにしておけば、精神的に辛い状況から素早く立ち直るのに役立つはずだ。
前向きな心構えを持つことの大切さ
この世界では、人を不安にさせるような出来事が数多く起きている。そんな中で前向きな態度を保つというのは、良くないことに目をつぶり、何も問題がないふりをすることではない。そうではなく、周囲で起きている出来事に振り回されず、自分にとってプラスになる心構えを意識的に持つということだ。
その本質は、希望、大きな視点、感謝、人とのつながりを、目的意識を持って選ぶことにある。しかもこうした心構えには、本人にとって大きな効果があるだけでなく、他の人にも伝播していく特質があるのだ。


