2025.08.14 12:00

「デジタルノマドに最適な国」ランキングに変化、新たな注目国が次々台頭

デジタルノマドに最適な国として選ばれたのはマレーシアの首都クアラルンプール(Shutterstock.com)

デジタルノマドに最適な国として選ばれたのはマレーシアの首都クアラルンプール(Shutterstock.com)

海外でリモートワークすることを夢見ているだろうか? それは決してあなただけではない。旅をしながら仕事をする計画を立てている米国人は2025年に入ってこれまで以上に増加しており、「デジタルノマド」に最適な国やビザ(査証)を取得しやすい国など、海外でのリモートワークに関する情報を探している人は数多くいる。

では、実際にどこに行くべきだろうか? オンラインカジノ比較サイトのギャンブリザードがその答えを提示している。同社は現在デジタルノマドビザを発行している60カ国以上を対象に、平均的な家賃や医療制度、インターネット速度、ビザの取得に必要な収入要件などの要素に基づいて各国を格付けし、上位20カ国を紹介した。

米国では今年に入り、「デジタルノマド」という言葉の検索数が前年と比べ254%増加しており、若者の4人に1人が今年中に海外でリモートワークを開始する予定だという。報告書を執筆したジェイミー・ウォールは、これが転換点であると感じたために調査に踏み切ったと述べている。「職場に戻るという考えを拒否し、海外で働きながら暮らすことを積極的に計画している若い米国人が増えている。当社はそういった人たちが手頃な価格で生活し、リモートで働き、その選択から最大の価値を得ることができる場所を探したかったのだ」

デジタルノマドに最適な国

デジタルノマドに最適な国として選ばれたのはマレーシアだ。ウォールは、マレーシアは物価の安さ、近代的な社会基盤、そして渡航のしやすさを兼ね備えており、リモートワーカーにとって非常に魅力的な国だと評価した。報告書によると、平均的な家賃は米国より8割近く安く、医療費も年間平均わずか458ドル(約6万8000円)と手頃で、多くの国民が英語を話す。首都クアラルンプールはデジタルノマドにとって特に魅力的だ。高速インターネットをはじめとする近代的な社会基盤のほか、バリ島やバンコクといった近隣諸国の観光地への週末旅行に便利な主要空港を備えているからだ。

続いて、月わずか750ドル(約11万1000円)の収入でデジタルノマドビザを取得できるコロンビアが2位に選ばれた。首都ボゴタや第2の都市メデジンといった大都市には利用者同士が机や会議室を共有して仕事をするコワーキングスペースが充実しており、デジタルノマドを引きつけている。

3位のハンガリーは強力な社会基盤や質の高い医療に加え、欧州で最も安いとも言われる賃貸市場が評価された。4位はブラジルで、家賃が安いことから海外のリモートワーカーの注目を集めている。トップ5の最後を飾るのは、欧州で最も生活費が安い国の1つであるルーマニアだ。高速Wi-Fi(ワイファイ)や手頃な家賃に加え、特に首都ブカレストやクルジュナポカなどの大都市では英語を話す人が多いのが特徴だ。

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翻訳・編集=安藤清香

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