地方移住転職やUターン転職への関心が高まる中、実際の経験者の6割以上が「良かった」と感じていることが明らかになった。総合転職情報サイト『マイナビ転職』が800名を対象に実施した調査によると、年収は平均約80万円下がるものの、多くの人が収入よりも生活の質を重視する傾向が鮮明になっている。
6割超が「良かった」と回答
地方移住転職・Uターン転職の経験者のうち、64.3%が「良かった」と回答し、「良くなかった」の15.5%を大きく上回った。

転職を決意した理由として最も多く挙げられたのは「住環境がいいから」(21.5%)で、「自分にあった生活がしたいから」(20.3%)、「自然環境が豊かだから」(18.5%)が続いた。

これらの結果からは、都市部での競争的な生活から離れ、自分らしいライフスタイルを求める人が多いことがうかがえる。キャリア面では、キャリアアップを果たした人が23.5%、キャリアダウンした人が26.3%となっており、キャリアの変化については個人差があることが分かった。




