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2025.08.19 07:15

Z世代がコロナ禍で得た「ととのい術」、お金をかけず心を癒やす秘訣

Getty Images

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不景気の世に生まれてコロナ禍で外に出られない期間を経験するなど、何かと過酷な人生を送ってきたZ世代はセルフケアへの意識が高く、日常的に自分をいたわっている。そんな彼らのキーワードは「ととのう」だ。サウナに入るだけが「ととのう」ではない。今やそれは、自分の体や気持ちをリフレッシュさせること全般を意味する。お金をかけずに普段からできる「ととのう」術を身につけたZ世代は、まさに「ととのい上手」だ。彼らに学ぶことは多い。

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Z世代を代表する企画・エモマーケティング会社「僕と私と」は、Z世代(15~28歳)716人、Y世代(29~45歳)557人、X世代(46~60歳)727人の合計2000人を対象に「ととのう」に関する意識調査を行った。それによると、「ととのう」を意識している人はX世代に比べてZ世代とY世代で多くなっていることがわかる。意識している人が3割を切る40代を境に大きく分かれると「僕と私と」は分析している。

「ととのう」の習慣化についても、ほぼ毎日から月に数回程度ととのうための行動を実践している人は、Z世代とY世代とでは5割に近いのに対して、X世代は大幅に減る。

また、「自分時間」を確保しやすい金曜日の夜の過ごし方を聞くと、ひとりでととのう時間を大切にしたいと答えた人の割合が、Z世代はダントツに多くなる。それには、ととのいたい理由が関連しているようだ。

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Z世代が整いたいと思うときは、勉強や仕事に疲れたとき、イヤなことがあって気分をリセットしたいとき、気分が落ち込んでいるとき、気分を切り替えて前向きになりたいとき、ひとり時間を大切にしたいときなどがあげられた。「社会人になって落ち着く時間が減ったから、自分のためだけの時間を過ごす必要を感じた」という意見も聞かれたという。みんなで騒いで発散するより、ひとりで静かに過ごすほうを重視しているのだろう。

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文 = 金井哲夫

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