クリスティアーノ・ロナウドが婚約、50カラット「推定4.4億円」のダイヤの指輪でプロポーズ

クリスティアーノ・ロナウドとジョージナ・ロドリゲス(Waleed Zein/Anadolu via Getty Images)

クリスティアーノ・ロナウドとジョージナ・ロドリゲス(Waleed Zein/Anadolu via Getty Images)

サッカー界のスター、クリスティアーノ・ロナウドが長年のパートナーであるジョージナ・ロドリゲスに贈った婚約指輪のダイヤモンドは、鑑定士の話では最大で50カラットに達する可能性があり、マライア・キャリー、キム・カーダシアン、ローレン・サンチェスが受け取った有名な指輪よりも大きいという。

ロドリゲスは、交際8年を経てロナウドと婚約したことを米国時間8月11日に発表し、自身の指輪に焦点を当てた写真を公開した。

その中央に輝く、指の付け根まで届くほどの宝石は瞬く間に話題を呼んだ。鑑定士はForbesに対し、この指輪は「世界で最も希少かつ極めて美しいダイヤモンドのひとつ」と語っている。

ヘリテッジ・オークションズのジュエリー専門家、クリスティアン・スポフォースは、このダイヤモンドはおそらく50カラットのオーバルカットで、カラーグレードは最高位のDカラー、クラリティ(透明度)もVVS1以上のものと見ている。

ダイヤモンドの価値は、DからZまでの無色度の評価やクラリティに基づく。VVS1はクラリティ評価の中で2番目に高く、熟練の鑑定士でも10倍ルーペでようやく確認できる程度の微小な内包物しかないことを意味する。

ロドリゲスの指輪に使われた金属は画像からは特定できないが、スポフォースは「セッティングは優美でミニマル、そして石の自然な美しさを完璧に引き立てている」と評している。

宝石鑑定士のデボラ・ヴィレピューグは、宝石の大きさを55〜60カラットと見積もり、指輪全体の価値はおよそ300万ドル(約4億4400万円)と評価した。

ロドリゲスの指輪のデザインについては、カルティエ製との推測もあるが、現時点で制作を公表している宝飾ブランドはない。

ロドリゲスの指輪より大きなダイヤモンドを持つスターはほとんどいないが、有名な指輪は2つある。ラッパーのグッチ・メインは2019年、妻キーシャ・ケオールに60カラットのオーバルカット・ダイヤモンドリングを贈った。これは、その2年前のプロポーズの際に贈った25カラットの指輪よりも大きいものだった。

また、俳優リチャード・バートンは1969年、妻のエリザベス・テイラーに69.42カラットのペアシェイプ・ダイヤモンドを贈った。この宝石はカルティエから100万ドル(約1億4800万円)で購入したもので、現在の価値に換算すると約860万ドル(約12億7200万円)に相当する。

ロドリゲスのダイヤモンドは、バートンが1968年に最初のプロポーズで贈ったハリー・ウィンストン製33.19カラットのアッシャーカット・ダイヤモンドよりも大きい。当時、バートンはこの指輪を30万5000ドル(約4510万円)で落札し、ダイヤモンドリングとして当時の史上最高額を記録したとされる。

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翻訳=江津拓哉

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