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2025.08.17 17:00

長く続く幸せな恋愛関係を築くには? 心理学が明かす「4つの要素」

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2. 信頼の土台を作る

恋愛関係における信頼とは、何があってもパートナーを頼りにできると感じることだ。必要なときに相手が側にいてくれることを知り、相手があなたに誠実で忠実だと信じ、そして見捨てられることを恐れずに、お互いに自分だけの空間や個性の必要性を受け入れることを意味する。

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幸せな関係では、お互いに相手の行動や意図について正直で誠実だと信頼している。また、パートナーがいい関係を築こうと日々努め、ありのままの自分を愛していることを信頼している。

加えて、そのような関係では、相手が自分を見下したりコントロールしたり、あるいは完全に「騙し」たりしないと信じている。これは自分の思考や感情、行動が安全かつ安定したものになることを意味する。

研究では、大きな信頼を寄せることが関係の満足度に明らかに結びついていることが示された。信頼し合っている関係はリラックスでき、関係に安心でき、信じることができるものだからだ。この基盤が長く続くいい関係に貢献する。

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3. 双方が相手を気遣っている

2人の関係を信じることは、自分を信じることから始まることが多い。双方が「良い」パートナーになり、今後の関係に自分が積極的かつ有意義に貢献できると信じているとき、双方がより高い「関係の自己効力感」を経験する。これには、効果的にコミュニケーションをとり、試練を乗り越え、関係の質を高める自分の能力に自信を持つことが含まれる。

恋愛関係における自己効力感は、「相互性」という特性の中核であり、前述の研究ではこの特性が関係に対する満足度と強く結びついていることがわかった。

カップル双方の満足度に結び付く「相互性」

相互性とは、互いを1つのコンビとして考え、互いに助け合う行動をとることを指す。相互性がある場合、互いが協力やコミットメント、サポート、真の互恵性を優先していることを意味する。

恋愛関係において相互性が感じられるほど、カップルの双方の満足度は高かった。これは、それぞれが相手を気遣うことができ、自分も気遣われていることを知っているからだ。

「恋愛関係において感情面で相手をサポートしたり自分がサポートされたりできると確信している人は、同時にその関係により満足している」と研究者らは断言する。

このような相互性の感覚は信頼と安定型の愛着スタイルにつながっており、つまりパートナーが信頼でき、側にいてくれ、本当にあなたといい関係にあることを知っている。

4. 満足のいく性生活を送る

表面的には、性的満足度が高ければ関係の満足度も高くなるのは明らかだと思われるかもしれない。だがその理由を深く考えてみると、その理由は肉体的なものよりも感情的なものだ。

性生活は2人の間の魅力や情熱のレベルを示す指標となることが多いが、同時に気持ちの通い合いや親密さを示す指標でもある。専門誌『Scientific Reports(サイエンティフィック・レポート)』に2023年に掲載された研究によると、愛情のこもったスキンシップをとるだけで恋愛感情が高まることが示されている。

実際、米国人にとってパートナーとのセックスで最も重視されるのは、肉体的な快楽よりも感情的なつながりであることが調査で示されている。

充実した性生活はカップルによって異なるが、自分たちに合ったものを見つけることでつながりは深まる。性生活を通じて愛され、求められ、大切にされていると感じることができる。

つまり、満足のいく関係を築く鍵は理論的には見かけによらず簡単なことでも、実践することにコミットすることが不可欠なようだ。幸せなカップルは紆余曲折を通じて一体となり、揺るぎない温かさや信頼感、安心感を共に生み出し、この先何年にもわたって連れ添うことを重視している。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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