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2025.08.11 18:00

心理学者が解説、真の幸せとは? 生涯にわたり幸福を支える「5つの柱」

apomares / Getty Images

5. 達成

ここでいう達成とは、名声を追い求めることだという一般的な考え方とは対照的に、実際には自分にとって本物だと感じられる目標に向かって前進する静かな満足感のことだ。満足感がなければ、すべてうまくいっているようでも足踏みをしているような気分になりかねない。

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研究によると、達成すべき目標を持つことは人生に対する満足度を高めることと強く結びついている。だがそれは目標そのものというよりも、目標が生み出す主体感だ。

自分の行いが自分の将来を真に形成すると信じるときにウェルビーイングは向上する。同じ研究で、挫折や困難をとらえ直す能力を意味する「感情の再評価」を実践している人は、目標によって人生に対する満足度がさらに高まることもわかった。

達成とは地道な努力とその過程で起こる困難を捉え直すことで、能力と自己信頼を培うことだ。健全な達成感を得る方法を下に紹介しよう。

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・1日を「完了リスト」で終える

「To-Do」リストではなく、達成できたことを書き出す。報告書を仕上げた、難しい話し合いで力を貸した、といった単純なことでもよい

・大きな目標を小さなステップに分割する

本を書きたいなら、毎日10分書くようにする。健康を促進したいのなら、まずは5分間のウォーキングから始める

また、本当の達成は意外とひっそりとしたものであることが多い。小さな意味のある達成を日々積み重ねていくこと、そして挫折を次の目標への足がかりに変えるマインドセットこそが長期的な自信と人生の満足感を築く。

1度に5つの柱すべてに取り組む必要はない

最後に、5つの柱は互いに絡み合っていることを覚えておいてほしい。1度に5つの柱すべてに取り組む必要はない。多くの場合、それらは相互に影響している。有意義な「友情(R)」は「喜び(P)」を増大させる。小さな目標を「達成(A)」することで、「関与(E)」を深め、「目的意識(M)」を高めることができる。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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