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2025.08.11 18:00

心理学者が解説、真の幸せとは? 生涯にわたり幸福を支える「5つの柱」

apomares / Getty Images

3. 人間関係

人とのつながりは長期的なウェルビーイングに貢献する最大の要素だ。「いいね」やフォロワーではなく、本物で安全、かつ相互的な人間関係のことだ。

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何十年にもわたる研究がこれを裏付けている。米ハーバード大学の成人発達研究は人間の幸福について最も長期にわたって調査されたもので、重要な真実を浮き彫りにしている。「良好な人間関係は健康と幸せにつながる。そのような関係を育てていくのがコツだ」(ロバート・ウォールディンガー&マーク・シュルツ著『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』)。

この研究結果は注目に値する。研究によると、お金や名声よりも親密な人間関係によって生涯幸せを感じるのだという。こうした絆は納得のいかないような状況でも支えとなり、心身の衰えを遅らせ、さらには社会階級やIQ、遺伝よりも長寿に貢献する。

実際、50歳時点での人間関係の満足度はコレステロール値よりもその後の健康を強く予測する要素だった。

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しかし、注意散漫になることが多い中で人間関係を育むことは必ずしも容易ではない。ウォールディンガーとシュルツが指摘したように、2018年までに平均的な米国人はテレビを見たりSNSをスクロールしたりといった孤独な活動に1日11時間を費やしており、約30年間で友人と過ごした日数はわずか58日である一方で、端末を使用した日数は4800日だった。

この統計は屈辱的なものだが、重要な転換点となる。以下、人間関係を育む方法を紹介しよう。

・「連絡する」習慣を身につける

週に1度、近況を尋ねるために誰かに電話したりメッセージを送ったりする。用事がなくてもよく、機会を待たなくてもいい。ただ自分の存在を示し、誰かに自分の人生に関わってもらう

・目の前の相手にしっかり向き合う

次回誰かと話をするとき、端末を触ったり何かをしながらではなく、少なくとも2分間は相手に全神経を集中させる。相手はその違いを感じるはずだ

結びつきの強い人間関係とは、決して喧嘩をしないという意味ではないということを覚えておいてほしい。好奇心や優しさ、仲違いを修復しようとする意志の上に築かれた絆は、強固な結びつきのように始まった、どんな関係よりもしっかりと続く。

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翻訳=溝口慈子

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