健康

2025.08.11 09:15

メンズコスメに5割が肯定的 「男性用」の文字と購買心理の裏側

一方、スキンケアに対するハードルや不満点については、「値段が高い」が36.3%、「どれを選べばいいかわからない」が34.8%、「効果が実感しにくい」が25.8%と続いた。男性用スキンケアブランドに対しては、「効果がありそう」が34.0%でトップ。「使いやすそう」が27.5%、「価格が高い」が25.0%と続いている。

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商品に「男性用」と表記されると、購入意欲は「とても購入したくなる」「やや購入したくなる」を合わせて53.1%と、約半数がポジティブに捉えている。その理由としては、「自分の肌に合うように設計されていそう」が57.5%で最も高く、「男性の悩みに特化していそうで信頼できる」が47.2%、「香りや使用感が男性向けで使いやすそう」が43.4%だった。

筆者も近年スキンケアを始めたところ、肌質の明確な変化を実感している。最近はオールインワンタイプの製品も多く、化粧水や乳液など複数の商品を使い分けるよりも手軽で確実なケアが可能だ。特に「男性用」と明記されていることで安心して使用できる。女性向け製品が圧倒的に多いこの業界において、「男性用」の表記が選びやすさや効果への期待感につながるという調査結果は、極めて納得できる結果と言えるでしょう。

出典:ネオマーケティング「メンズスキンケアに関する調査」より

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文=飯島範久

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