将来のライフイベントとしての「結婚」については、中学生男子は「非常に当てはまる」が40%で最も高かった。しかし、「ずっと独身でいたい」という回答は、高校生になると上昇し、特に女子で高い傾向が見られる。

また、「子供がほしいと思う」のは、中高生ともに50%を超えたものの、ほしいと思わない層は高校生になるとグッと増加し、特に女子高生では3人に1人が不要と回答した。少子化対策が叫ばれる中、経済面だけでなく中高生世代の意識変革も促さなければ、現状に歯止めがかかるのは難しいだろう。

このアンケート調査には、このほかにも「マイホームを持ちたいか」「都会で暮らしたいか」といった将来のことや、「男子のメイク」「女子制服のスラックス」といった「ジェンダー意識」について、自分のキャラクターについてや、親・友人との関係などの「人間関係」など、さまざまな項目で調査されている。中高生の子供をもつ親は、一読の価値がある調査結果だ。
出典:ソニー生命保険「中高生が思い描く将来についての意識調査2025」より


