9. メキシコシティ/人口:約920万人
メキシコシティは先住民と植民地時代の芸術、そして現代アートが見事に融合した都市。ほぼ毎週、週末には入場無料のフェスティバルが開催されていることも、街の現代アートシーンに活気を与えている。
メキシコシティの歴史地区にあるアステカ帝国の大神殿跡「テンプロ・マヨール」や国立人類学博物館では、アステカ文明の芸術作品を鑑賞することができる。そのほかメキシコを代表する芸術家、フリーダ・カーロがかつて暮らしたカーサ・アスール(青い家)は現在、彼女の作品や関連の品々が展示される博物館となっている。また、国立宮殿やディエゴ・リベラ壁画美術館を含め、この街は至る所に、フリーダの夫の手による壁画が描かれている。
10. ニューヨーク市/人口:約840万人
ニューヨークがパリに取って代わり、芸術の中心地となったのはおそらく、抽象表現主義という芸術運動が起こり、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコ、ヘレン・フランケンサーラーといったアーティストたちが世界的に知られるようになった20世紀初め。その後には、ウォーホルやリロイ・ヒテンシュタイン、ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリングといったアーティストたちが描くポップアートが続いた。
世界最大規模の美術館の一つ、古代エジプトから現代のファッションまでの幅広いコレクションを誇るメトロポリタン美術館(The Met)、ピカソやウォーホル、ポロック、フェイス・リングゴールド、ジョアン・ミッチェルなど、20~21世紀を代表する数多くのアーティストたちの作品を所蔵するニューヨーク近代美術館(MoMA)、アメリカ美術の素晴らしいコレクションを誇るホイットニー美術館、そして常に斬新な近代・現代アートの展覧会を催しているフランク・ロイド・ライト設計のグッゲンハイム美術館など、ファンにとっては必見の施設がいくつもある。
また、アーモリーショーやフリーズニューヨークなど、アート作品を購入したい人には見逃せない国際アートフェアも開催されている。


