侵略的外来種と戦う他の島々:世界的な課題
ソコロ島の成功は、例外的なものではない。これは、島の生態系を侵略的外来種から守るという、世界的な潮流を示す一例だ。侵略的外来種は、全世界で進行する種の絶滅の主要因の一つだ。かつて生物多様性ホットスポットとして知られた島々の多くが、ヒトが持ち込んだ捕食者、植物、植物食動物により、壊滅的な被害を受けてきた。
ニュージーランドは、良い例を示している。同国の環境保全省は長年にわたり、沖合の島々で、侵略的外来種であるオコジョ、ドブネズミ、フクロギツネの駆除を進めてきた。こうした努力のおかげで、大型の飛べないオウムであるカカポや、ムカシトカゲなどの絶滅危惧種を、捕食者のいない保護区域に再導入することが可能になった。
同様に、エクアドル領のガラパゴス諸島では、外来のヤギ、ブタ、ロバの集中的な駆除により、在来植生が回復し、ガラパゴスゾウガメなど、島々を象徴する種が復活を果たした。
(余談:侵略的外来種によって激変した島はソコロ島だけではない。ティブルスと名付けられたイエネコが、ニュージーランドのスティーブンズ島に固有の鳥の絶滅を引き起こした事例や、オーストラリアのクリスマス島の固有種であるカニが、外来種のアリによって急減したため、寄生バチを持ち込んだ事例は、以前の記事で取り上げた。)
亜南極のサウスジョージア島では、史上最大規模のドブネズミ根絶プログラムが実施された。ヘリコプターを使って、急峻な地形の広範囲に毒餌を散布したこのプロジェクトにより、2世紀以上にわたって海鳥のコロニーに甚大な被害をもたらしてきた外来のドブネズミが一掃された。現在、島で繁殖する鳥の個体数は健全な水準に戻りつつある。
こうした成功例はあるものの、根絶プログラムには賛否両論があり、課題もある。ロジスティクスの面で多大な労力が必要で、しばしば高いコストを伴う。致死的手法の利用をめぐっては、倫理的議論が巻き起こることもある。それでも、侵略的外来種を排除することの生態学的恩恵は、特に島の生態系において、十分な証拠に裏付けられている。


