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2025.08.08 11:00

「世界最大の基幹産業を変革する」──最前線に集う異才たちの矜持

世界的なコンサルティングファームや総合商社をはじめとする、一流の舞台で活躍してきたビジネスパーソンが、製造業の構造変革という壮大な挑戦に身を投じている。彼らが活躍の舞台に選んだのは、「製造業AIデータプラットフォームCADDi(キャディ)」を提供するスタートアップ、キャディだ。産業の根深い課題に向き合い、モノづくりの常識を塗り替える──その変革の最前線に、キャディの姿がある。


世界最大の産業であり、日本の基幹産業でもある製造業は、今、大きな転換点を迎えている。その変革の現場には、大手企業の第一線で経験を積んできたプレイヤーやスタートアップのCxOなど、多くの逸材が参画している。キャディ CHROを務める幸松大喜(以下、幸松)とアジア本部長の武居大介(以下、武居)も、そうしたキャリアをもつ人物だ。

「世界を変えるような仕事がしたい」

マッキンゼー・アンド・カンパニーで製造業向けのコンサルティングに従事してきた幸松と、三井物産で化学品のトレーディング業務や海外工場の事業投資に取り組んできた武居。
 
キャディの創業メンバーの1人である幸松は、製造業という領域に軸足を置いた理由について、次のように語る。

「コンサルタントの仕事は、あくまでクライアント支援にとどまります。しかし、構造的な課題を抱えた産業と向きあうなかで、より本質的な変化を起こしたいという思いが強くなりました。産業に深く関わることで、自分の仕事が世界を動かす実感を得たいと思ったのです」
 
武居も入社当時の思いを振り返る。

「投資や提携を通じ、企業や組織を外から支援するのではなく、当事者として産業や社会の構造を変えていく仕事がしたかった。その実践の場としてキャディを選びました」

異なるキャリアを歩んできた2人だが、根底にあるのは「世界を変えるような仕事がしたい」という強い思いだ。
 
あえて安定した大企業を離れ、スタートアップに飛び込んだ2人。そこには「この場所なら、社会的に意義のある仕事に本気で向き合える」という手応えがあったという。幸松も武居も「同じ志で、高い理想と実現力を兼ね備えた仲間となら、製造業が抱える根本的な課題にも向き合える。キャディにはそれができる環境がある」と語る。

現場の知とAIが拓く
製造業の再構築

「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げ、「モノづくりに携わるすべての人が、本来持っている力を最大限に発揮できる社会を実現する。そのために産業の常識を変える『新たな仕組み』をつくる」と標榜するキャディ。
 
その構想の第一歩として、同社は加工品の受発注プラットフォームの提供から事業をスタート。現在は事業統合を行い、モノづくりのプロセス全体を横断するAIネイティブなプロダクト「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発・提供している。
 
なぜ彼らは、製造業に特化した事業を展開するのか。それは世界最大の産業であるにもかかわらず、いまだ多くの非効率や構造的な課題が根深く残っているからだ。そこでの変革は、社会経済に与えるインパクトも大きい。

キャディ部門執行役員CHRO 幸松大喜
キャディ 部門執行役員 Japan CHRO(最高人事責任者) 幸松大喜

「製造業の現場は、言語化しづらい情報が多く、複雑なバリューチェーンの中で知見が属人化しやすい傾向があります。その結果、業務のあちこちに非効率や無駄が温存されてしまう。
 
たとえば、製品図面が1つ変更されるだけで、サプライチェーン全体に影響が及びます。にもかかわらず、やりとりは今なおFAXや電話が主流という場面も多い。こうした状況を皆が課題と認識しながらも、仕方がないと受け入れてしまっている。テクノロジーの活用が必要とされながら、十分に進んでいないのが実情です」(幸松)
 
キャディは、こうした業界の慣習や停滞に真っ向から問いを投げかける。

図面や仕様書といった非構造化データをAIで構造化し紐づけることで、これまでの経験を「活用できる資産」にする。従来は経験と勘に頼っていた現場の判断に、キャディはテクノロジーで資産化し、インサイトを提供することで、意思決定を高度化する仕組みを実装している。

挑戦が組織の推進力を生む
キャディの変革力

キャディの成長を支えているのは、プロダクトや事業モデルだけではない。社内に根付く、メンバーが自ら課題を見出し、本気で挑戦するカルチャーもまた、大きな推進力となっている。
 
「すべての業務において、一般的な感覚なら高すぎると思えるような目標がリアルに語られるのがキャディの特徴です。製造業の変革には、それだけのスピードと創意が求められる。ただし、それを決して非現実的な理想とするのではなく、どう実現するかを真剣に考え抜く文化があります」(幸松)
 
ベトナムでの初の海外拠点を立ち上げ、アジア市場で自社サービスの導入・拡大を担う武居も、その空気をこう語る。

「入社して驚いたのは、一人ひとりが課題を自分ごととして捉え、当たり前のように高い目標に取り組んでいること。そして誰もが本気で世界を変えることを目指している。だからこそ、実際にそれを実現してしまう。こんな組織は、なかなかないと思いますね」(武居)

キャディ 部門執行役員 アジア本部長 武居大介
キャディ 部門執行役員 アジア本部長 武居大介

「加えて、挑戦を後押しする文化も根付いています。何かがうまくいかなかった時も、誰が悪いかではなく、次に何をすべきかに意識が向いている。この姿勢が、社員の誰もが挑戦を続ける原動力になっています」(武居)
 
肩書や経歴にとらわれることなく、意志と責任感をもっていれば、グローバルへの進出やサービスの新たな展開など、やりたいことを実現するチャンスは誰にでもある。意志ある人にチャンスを託す組織であること、それがキャディの強さと言えるだろう。
 
「製造業における業務の多くは、繰り返し作業によって支えられています。だからこそ、その部分をAIやデジタル技術で代替し、人が創造的な業務に集中できる世界をつくりたい。そうなれば、製造業が生み出す製品やサービスの価値は飛躍的に高まり、社会をより豊かにすることができるはずです。それが私たちの描く未来像です」(幸松)
 
キャディは現在、「2030年のグローバルARR1,000億円達成」という目標を掲げ、複雑で巨大なサプライチェーンをもつ大企業への支援や、海外展開を加速させている。事業フィールドの広がりは、そのまま社会への影響力の広がりに直結する。
 
製造業の構造を根本から変革し、社会をアップデートする。その挑戦には、多様なバックグラウンドをもつ人材の視点と力が不可欠だ。言い換えれば、キャディには異業種出身でも活躍できる土壌があるということでもある。実際に、業界未経験のメンバーも数多く加わり、第一線で成果を上げている。たとえ製造業での経験がなくても、キャディではオンボーディング専門部門が伴走し、早期に立ち上がれるよう支援する仕組みが整っているという。
 
産業構造を変革するという壮大な挑戦に本気で向き合うからこそ、求められるのは強い意志だ。一人ひとりのポテンシャルが最大限に引き出されることで、社会のあり方そのものが動き始める。それこそが、キャディが実現をめざす未来だ。

キャディ株式会社
https://caddi.com/


こうまつ・だいき◎キャディ 部門執行役員 Japan CHRO(最高人事責任者)。東京大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。国内外の製造業を中心にオペレーションやSCM分野を担当。2017年、キャディ3人目の社員として参画。
 
たけい・だいすけ◎キャディ 部門執行役員 アジア本部長。東京大学卒業後、三井物産株式会社の化学品部門で国際貿易や米国での事業投資を担当。2021年よりキャディにジョイン。ベトナム進出責任者などを務めた後、現在に至る。

Promoted by キャディ / text by Motoki Honma / photographs by Daichi Saito / edited by Aya Ohtou(CRAING)