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2025.08.07 07:15

ランドセル選びは「焦ってはいけない」 先輩ママたちの教訓

Getty Images

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ランドセル商戦は3月ごろから始まり、8月のお盆前に最盛期を迎えると言われている。それを過ぎると人気モデルは品薄になっていくとのことだ。そこで株式会社NEXERと村瀬鞄行が、ランドセルを買った経験のある人たちに購入時の失敗について調査を行った。

小学生から高校生の子どもがいる全国の男女118人を対象に行ったこの調査によれば、ランドセルの購入で失敗したと感じている人は5.9パーセントと意外に少ない。とは言え、失敗から学ぶことは大きい。

何が失敗だったかをたずねると、質やデザインや重さに関する不満があげられた。また、「夫の両親が買ってくれるというので、その意見を優先しすぎた」という切実な声もあった。

失敗したと思っている人たちの約7割は、もっとこうすればよかったと後悔を感じている。具体的には、もっと予算を用意しておくべきだった、子どもの意見を取り入れるべきだったということだ。

そんなラン活の先輩たちの約2割は、これからランドセルを買おうという親御さんたちに伝えておきたいことがあるという。その失敗経験にもとづく教訓を紹介しよう。

・子どもをお店につれていき自分で見て決めさせたらいいと思います。
・まずは試着をすること。
・子どもの好みも尊重しつつ、6年間使い続けたいと思えるようなデザインを選ぶ。
・結局、どれを選んでも、カバーでどうにかなる! そんなに悩むことはないです。
・焦って買わなくても大丈夫。早々に買っても入学までに好みが変わってしまうと後悔する。
・子どもが欲しいランドセルを購入することが一番ですが、高価なものじゃなくてもいいと思う。
・ランドセルの色が途中で気に入らなくなっても、カバーなどがあるので気楽に選ぶといい。
・親が誘導せずに、子どもの好きな色や形で決めてあげるのが、一番大事にできると思う。
・いくらお金を出してくれるといっても祖父母の意向を重視しすぎないように。

個人の意見なので矛盾するものもあるが、どれも貴重な意見だ。重要なのは、子どもに選ばせること、試着させること、色はカバーで変えられること、そして祖父母の言いなりにならないことだ。もっと早く買っておくべきだったという意見は聞かれない。逆に「焦らなくても大丈夫」と先輩たちは言っている。これらの教訓を踏まえて、じっくり選ぶといいだろう。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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