2025.08.09 17:00

車内に「染み付いた悪臭・汚れ」を退治する、愛車の掃除テクニック

車内を拭くときは、濡らしすぎないように注意すること(Shutterstoc.com)

車内を拭くときは、濡らしすぎないように注意すること(Shutterstoc.com)

自家用車の多くは、時にオフィスや寝室、映画館やゲームセンター、軽食スタンド、子どもの送迎車にペット輸送車等々、様々な役割を果たしている。時間が経つにつれて車内が悪臭を放つようになるのも当然だ。この臭いは同乗する友人や家族、そしてもちろんデートの相手に不快な思いをさせるだけでなく、染み付いた汚れや臭いは車を手放す際の査定価格にも影響を及ぼす。この記事では、車内の汚れや見えない臭いの原因を退治する方法をご紹介しよう。

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吸い取る

車内の床に残ったゴミ、空き缶やペットボトル、容器のフタ、新聞紙、そのほかのガラクタ類をすべて捨てるだけでは不十分だ。臭いや汚れはカーペットの隙間に入り込むため、車内のゴミをすべて取り除いた後、洗車場に設置してあるような大型の掃除機を使って吸い取るべきだ。まずはダッシュボードやメーターパネルから始め、下方に向けて作業を進めていく。シートの隙間には先端の細長いノズルに取り替えて使用し、普段は目に入らない奥の方に溜まったゴミも吸い取ろう。ヘッドライナー(天井の内張り)にも忘れずに掃除機をかけること。

カーペットを掃除する

水で薄めた洗剤を使い、布で車内を拭いていく。ただし、濡らしすぎないように注意すること。車の内装のあちこちで使われている接着剤の中には水に弱いものがある。取り外せるフロアマットには、ホースを使用できる。さらに中毛のブラシを使い、洗剤を水で薄めた液でさらに汚れを落としていく。

ヘッドライナーは湿らせた(びしょびしょに濡らさずしっかりと絞った)布で、まず同じ方向に拭いていく。それから布をゆすいで、今度は反対の方向に拭いていく。

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注意:洗剤を使用する前に、まずはシートの目立たない場所で試すこと。表皮が色落ちしないかどうかを確認するためだ。

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翻訳=日下部博一

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