2. 反応する前に立ち止まる
不用意なコメントやつながりの逸失、軽い扱いなど、何かきっかけがあると私たちは咄嗟に反応してしまう。切迫感に屈して、よく考えずに口走ったり、相手の意図を理解しようとする前に自衛したり、あるいは問題を解決する機会を持つ前に気持ちを閉ざすことが多い。
深呼吸をし、「反応する前に少し時間がほしい」と言う
違いを生むものは何かというと、ちょっとした間だ。深呼吸をし、「反応する前に少し時間がほしい」と言うだけでいい。
これは感情を抑えるということではなく、完全に流される前に感情を処理する時間を持つということだ。立ち止まることで、自動操縦の状態から主体性のある行動へとシフトする機会が得られる。感情を持ちつつ、感情に流されるのではなく、どう反応するかを選んでいるのだ。
決めつけることなく今この瞬間に意識を向けることと定義される、マインドフルネスに関する2018年の研究では、このような意図的な立ち止まりがストレス的な反応の調整で重要な役割を果たすことが明らかになった。
カップルがマインドフルネスのツールを使うと、感情的ではなく思慮深く反応するようになる。これは、反応が簡単につながりにヒビを入れてしまうような、関係の重要な局面で特に役立つ。
立ち止まりは多くの場合、事態がエスカレートするのを防ぎ、共感し、相手の立場で物事を考え、より健全な行動を選択する余地を作り出す。
反応する前に立ち止まるには、以下を試してみてほしい。
・「3呼吸ルール 」を実践する:感情が揺さぶられたと感じたら、3秒かけて息を吸い、3秒かけて息を吐く、を3回繰り返す。そうすることで気持ちが落ち着き、頭がクリアになる
・反省する:「自分の反応は相手とのつながりについてなのか、それともコントロールについてなのか」と自問する。これにより、2人の関係を守るような、思いやりのある反応を落ち着いて選ぶことができる
この単純な立ち止まりにより、本当は架け橋を求めていたのに、感情的な壁を作ってしまうようなことを言わずにすむ。


