キャリア

2025.08.02 13:00

「子どもの副業」は最高の教育、10代の趣味を収益化する3つの方法

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副業その1:創造的スキルをサービスに変える

写真撮影、グラフィックデザイン、動画編集、SNS運用などのクリエイティブな趣味は、地域に向けたサービスに変換しやすい。中小企業や個人で、専門的なクオリティを求めながらも大手代理店に依頼する予算がない人々にとって、10代のスキルは価値がある。

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重要なのは、「スキルを課題解決の手段として提示する」ことである。ただ「グラフィックデザインをやります」とアピールするのではなく、「アパレルショップ向けのInstagram投稿パッケージ」や「家族向けの卒業写真撮影サービス」など、具体的なニーズに応じた提案をすることが効果的である。

始め方:

まずは、特に優れた作品を3点から5点ほどまとめてポートフォリオを作成する。次に、地域の店舗10軒に対して具体的なオファーを提案する。「あなたのレストラン用にSNS投稿を5本作成します。報酬は75ドルです」といった具合である。家族や友人が関わる店舗など、親しみのある場所から始めるのがよいだろう。

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副業その2:モノづくりを販売につなげる

アクセサリー作り、木工、焼き菓子、オリジナルの衣料品制作などのクラフト系の趣味も、戦略的に取り組めば大きな収益につながる。課題は商品を作ることではなく、顧客が何を欲しがっているか、どうやってその顧客を見つけるべきかを理解することである。

成功している10代の作り手は、明確なニッチに焦点を絞っている。たとえば、ブレスレット作りが好きな10代なら、大学進学を控えた学生に向けて寮の装飾アイテムとして売ったり、スポーツチームや学校クラブ向けのカスタム作品を制作したりしている。

また、生産の方法も工夫が必要だ。1点ずつ手作りするのではなく、複数のアイテムを効率よく作るための体制を整える。テンプレートをいくつか作成してバリエーションを展開したり、部品をまとめて製作したり、色違いのカスタマイズ可能なベース商品を用意するなどの工夫が求められる。

始め方:

まずは15点から20点ほど商品を作り、地元のファーマーズマーケットやクラフトフェア、あるいはInstagramなどを通じてテスト販売する。質問や反応が多かった商品に注目し、それをもとに商品ラインを洗練させていこう。

副業その3:知識を教えることで収益化する

音楽レッスン、美術指導、プログラミング講座、学習指導など、「教える」ことは10代にとって最もスケーラブルな副業のひとつである。長年の興味や経験で培った知識をもとに、収益を得ることができるからだ。

この副業は柔軟性が極めて高く、授業後や週末、休暇中など、都合に合わせて実施できる。オンラインツールを活用すれば、地理的な制約もなくなる。たとえば、デジタルアートに長けた10代なら、どこにいる生徒にもリモートで指導できる。ギターが得意な10代なら、ビデオ通話でレッスンを提供可能だ。

この副業のメリットは即時的な収入だけではない。指導を通じてコミュニケーション力が鍛えられ、自身の知識の定着にもつながる。また、大学の推薦状や将来の人脈形成にも役立つ。

始め方:

まずは自分が教えられるスキルをひとつ選び、理想の生徒像を明確にしよう。そして、基本的な概念を4週間で学べるシンプルなカリキュラムを組み立てる。最初は3人から5人の生徒に割安料金で提供し、感想を集めて指導スタイルを改善するのが良いだろう。

拡張方法:

経験を積んだら、オンライン教材やレッスンガイドを作成したり、地域のコミュニティセンターと提携して講座を開いたりする。こうして人気が高まると、「この人に教えてほしい」と希望する生徒が順番待ちになるケースも珍しくない。

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翻訳=江津拓哉

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