
近年、スタートアップの間でM&Aを明確なEXIT戦略として捉える動きが広がっている。買い手は大企業にとどまらず、成長の著しいスタートアップが買う側に回ることで、さらなる競争力を獲得し、非連続的な成長機会を得ようとするケースも増加している。今後は、これまで上場を主要な目標としていたスタートアップにおいても、上場維持基準の改定を背景に、ミドル期の前からM&Aを視野に入れる動きが一層加速すると見込まれる。
明日公開予定の記事では、上場スタートアップの市場環境に焦点を当て、IPOやM&Aの概況、マルチプル推移について解説する。


