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2025.07.29 10:30

映画『ファンタスティック4』最新作が好発進、予想を上回るオープニング興収

Annette Riedl/picture alliance via Getty Images

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ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス=バクラックらが出演する『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が、米国内の週末興行収入で1億1800万ドル(約174億円)に達し、事前予想を上回る滑り出しを見せている。

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マーベルの「最初の家族(First Family)」との呼び名でおなじみのファンタスティック4を描く映画シリーズの4作目である本作では、それぞれリード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ、ベン・グリム/ザ・シングの役をパスカル、カービー、クイン、モス=バクラックが演じている。

マット・シャックマンが監督を務めた本作では、宇宙ミッション中のアクシデントによりDNAが変異し、各人が超人的な力を得てから4年後の物語が描かれている。

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、ディズニー傘下のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)における同キャラクターたちの初登場作品だ。米国時間7月25日には推定で5600万ドル(約83億円)の興行収入を記録し、Deadlineが26日に発表した予測では、オープニング週末(金曜〜日曜日)の興行収入が1億2000万〜1億2500万ドル(約178~185億円)に達する可能性があるとしていたが、27日にはその見通しが1億1800万ドル(約175億円)へと修正されていた。本作は24日のプレミア上映を経て、25日に北米4125館で公開された(訳注:日本でも同日公開)。

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同作のオープニング興行収入は、ジェームズ・ガン監督作品『スーパーマン』のオープニング興行収入(7月11日~13日の記録)である1億2500万ドル(約185億円)には届かなかった。同作はワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下のDCスタジオによるもので、北米4135館で公開された。

Deadlineの予測によれば、デヴィッド・コレンスウェットがスーパーマンを演じる『スーパーマン』は、公開から3回目の週末となる今週末に2480万ドル(約37億円)の興行収入を記録し、累計の興行収入は2億8950万ドル(約429億円)に達するとみられている。

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翻訳=江津拓哉

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