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音楽、メディア、エンターテインメントビジネスを担当。

Photo by Tristan Fewings/Getty Images


フォーブスは「世界で最も稼ぐDJランキング」を発表した。EDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)が一大産業となる中で、人気DJのカルヴィン・ハリスは6600万ドル(約79億円)を稼ぎ出し今年もランキングで首位に立った。

スコットランド出身のハリスは、2位を獲得したDJを大きく引き離し2倍近い年収を稼いでいる。ランキング中、上位12位までの数字を合計すると昨年1年間で3億400万ドル(約366億3000万円)を稼ぎ出したことになる。

今回の年収の算出にあたっては、ライブの収入、広告契約料、マーチャンダイジング商品の販売、音楽セールス、その他の業務の収入を総合した。情報源としては調査会社のNielsen, 英音楽ベンチャーSongkick, 興行専門誌「Pollstar」、全米レコード協会(RIAA)、プロモーター、マネージャー、弁護士、場合によってアーティスト本人の協力を得ている。

1位:カルヴィン・ハリス/Calvin Harris:6600万ドル
テイラー・スウィフトのハートを射止めて話題のカルヴィン・ハリスはクラブでのプレイが増え、EDMフェスティバルの出演料も収入を下支えしている。また、ジョルジオ・アルマーニの男性用アンダーウェアの顔として起用されるなど、広告契約料も数千万ドル単位だ。アーティストとして曲を書き、パフォーマンスを見せ、セルフトラックもプロデュースするハリスは、昨年10月、グウェン・ステファニー、ビッグ・ショーンとのコラボレーションアルバム『Motion』をリリースしている。

2位:デヴィッド・ゲッタ/David Guetta:3700万ドル
フランスのDJ/音楽プロデューサーのデヴィッド・ゲッタは、昨年もイビザを拠点にしながらラスベガスでは30回のパーティーで大金を稼いだ。今年のコーチェラフェスでも看板DJとなり、南米やヨーロッパなど海外でも常にフェスティバルの主役だ。元クラブ支配人だった彼は今ではEDM界で5本の指に入るスタープレイヤーとして、レディー・ガガ、ブリトニー・スピアーズ、ニッキー・ミナ-ジュらとコラボレーションしている。

3位:ティエスト/Tiesto:3600万ドル
ティエストは46歳と年齢は高めだが、とてつもなく高額なナイトフィーで、アヴィ―チーやゼッドといった20歳そこそこのアーティストを遥かに凌ぐ稼ぎっぷりだ。オランダ出身の彼は、ランキング対象期間中、世界中で100回のパーティーでプレーしている。また、Guess や7UPとの広告契約料でも更に金庫を膨らませている。

4位:スクリレックス/Skrillex:2400万ドル
スクリーモの奇才としてスタートし、スーパースターDJになったスクリレックスは、年間95回以上のパーティーに出演し、自己最高年収を稼ぎ出した。ダブステップ、ブロステップムーブメントの中心的存在で、エレクトロニカミュージシャンとして巨額の収入を得ている。フォーブスの見積もりでは、スクリレックスが過去4年間に稼いだ税込年収は推定7150万ドル(約86億円)と見られる。今年は、既に2 Chainzやジャスティン・ビーバーをゲストに迎えたディプロとのコラボレーションアルバム『スクリレックス・アンド・ディプロ・プレゼント・ジャックU』をリリースし、アメリカのダンスチャートでトップヒットとなった。

4位:スティーブ・アオキ/Steve Aoki:2400万ドル
今年6月1日までの1年間で、アオキがプレーしたパーティーは昨年の277回より少ない216回だったが、中南米での活動に重点をおくことで、前年を100万ドル上回る年収を稼ぎ出している。熱心な投資家としての一面ももつ彼は、レコードレーベルDim Makやレストランのオーナーでもあり、米ヘッドフォンブランド、ソル・リパブリックにも出資している。また、ビールのBud Lightや 楽器販売の最大手ギター・センター、コンセプトカーのScionとも広告契約を結んでいる。

6位:アヴィ―チー/Avicii:1900万ドル
グラミー賞にもノミネートされたスウェーデンの音楽プロデューサー、DJのアヴィ―チーは、デビューアルバム『True』が大ヒット。その人気は高まるばかりだ。『ウェイク・ミー・アップ』は、81ヶ国でヒットチャート1位を獲得、各国でプラチナディスクに認定され、音楽ダウンロードサービスSpotifyでストリーミング回数が歴代最多となった。 同業者の中ではパーティー出演回数は少なめだが、百万ドル単位の興行収入を得てランキング上位につけている。新アルバム『ストーリーズ』が今年度末に発売される予定だ。

7位:カスケード/Kaskade:1800万ドル
現在40代の人気DJライアン・ラドンは、むしろカスケードとしての知名度のほうが絶大だ。かつてモルモン教の宣教師だった彼が音楽業界に足を踏み入れたのは、サンフランシスコのOm Records でインターンとして働いた時だった。今ではEDM界のトップスターだが、過去にはインディーレーベルからもアルバムをリリースしている。今年1月にはワーナーブラザーズと2枚組アルバムの契約にサインした。

8位:マーティン・ギャリックス/Martin Garrix:1700万ドル
オランダのDJマルティン・ギャリッツェンは19歳にして昨年116日のショーを敢行、7UPを含む多数の広告契約も含め巨額の収入で上位にランクインした。同じオランダ出身のDJティエストに強いインスピレーションを受け、音楽プロデュースを志した。シングル曲『アニマルズ』の大ヒットで注目を集めた彼は、ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデの代理人スクーター・ブラウンがマネージメントを行っている。

8位:ゼッド/Zedd:1700万ドル
昨年発表したセカンドアルバム『トゥルー・カラーズTrue Colors』は、先行シングルカットされたセレーナ・ゴメスとのコラボ曲も注目され、ビルボードのアルバムチャートで4位を獲得している。

10位:アフロジャック/Afrojack :1600万ドル
オランダ生まれのDJアフロジャックは身長2m5cm。収入だけでなく身長もトップクラスだ。ラスベガスやヨーロッパのフェスやクラブでは10万ドル単位のギャラを稼いでいる。昨年リリースのデビューアルバム『Forget the World』はSnoop DoggやWiz Khalifaをフィーチャーするなど、彼の楽曲には様々なジャンルの大物ミュージシャンが登場する。

11位:デッドマウス/Deadmau5 : 1500万ドル
デッドマウスとして知られるジョエル・ジマーマンは量より質を大切にするタイプだ。ランキング対象期間に彼がプレーしたパーティーは30回ばかりだが、その大半のギャラが50万ドルに及んでいる。

11位:ディプロ/Diplo :1500万ドル
トーマス・ウェズリー・ペンツはDJ/プロデューサーのディプロとして長年活動しており、EDEM界では最も有名なアーティストの1人。今回の年収は過去最高額を記録した。ソロライブやMajor Lazerのメンバーとしての活動で、合計100回以上のパーティーを行い大金を稼いだ。また、スクリレックスとのコラボレーションアルバム『スクリレックス・アンド・ディプロ・プレゼント・ジャックU』もリリース、アメリカのダンスチャート1位を獲得した。

文=ザック・オマリー・グリーンバーグ(Forbes)/ 編集=上田裕資

 

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