北米

2025.07.25 08:00

トランプとエプスタインの接点、わかっていること 結婚式から「小さな黒い手帳」まで

米ニューヨーク市で1997年4月28日に開かれたヴィクトリアズ・シークレットのパーティーで、モデルのイングリッド・セインヘーブ(中央)とポーズをとるドナルド・トランプ現米大統領(左)。右奥は資産家の故ジェフリー・エプスタイン元被告(Sonia Moskowitz/Getty Images)

米ニューヨーク市で1997年4月28日に開かれたヴィクトリアズ・シークレットのパーティーで、モデルのイングリッド・セインヘーブ(中央)とポーズをとるドナルド・トランプ現米大統領(左)。右奥は資産家の故ジェフリー・エプスタイン元被告(Sonia Moskowitz/Getty Images)

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)などによると、パム・ボンディ米司法長官は5月、ドナルド・トランプ米大統領への定例ブリーフィングで、少女の性的人身売買などの罪で起訴されて勾留中に自殺した資産家のエプスタイン被告関連の資料に、トランプの名前が複数回言及されていると伝えていた。トランプは先週、ボンディがこうした報告をしたことを否定していたばかりだった。エプスタイン文書をめぐるホワイトハウスの危機は急激に悪化している。

advertisement

時系列でたどるトランプとエプスタインの関係

・1980年代
トランプとエプスタインは、トランプがフロリダ州パームビーチの歴史的建造物「マールアラーゴ」を購入した1985年ごろに出会った。エプスタインも当時、パームビーチに住んでいた。トランプが2002年、雑誌ニューヨーク・マガジンに明かしている。そのインタビューでは、エプスタインのことを「15年来の知り合い」で「すごくいい奴」だと紹介し、「彼もわたしと同じくらい、美しい女性が好きだと言われているんだ。彼の場合、若めの娘が好みらしいけれど」とも語っている。

・1992年
トランプがマールアラーゴで催したパーティーでエプスタインと談笑する様子が、NBCテレビが2019年に発掘した映像に映っている。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙によると、トランプはこの年、マールアラーゴで開いた“カレンダーガール”パーティーに、客を2人だけ招待した。ひとりはフロリダの実業家ジョージ・ホラニー、もうひとりがエプスタインだった。なお当時、ホラニーの恋人だったジル・ハースは、翌年にマールアラーゴでトランプから無理やりキスされたり体を触られたりしたとして1997年に訴訟を起こし、のちにトランプ側との和解により取り下げている(トランプはハース側の主張を否定)。

advertisement

・1993年
トランプは1993年、エプスタインのプライベートジェットに4回搭乗した。エプスタインの協力者ギレーヌ・マクスウェル受刑者の裁判で公開されたフライトログに記録されている。NYTが伝えている。

CNNがこのほど発見した写真から、同年12月にニューヨークのプラザホテルで挙行されたトランプと2番目の妻マーラ・メイプルズの結婚式に、エプスタインが出席していたことが判明した。式の2カ月ほど前、ニューヨークの「ハーレーダビッドソン・カフェ」の開店イベントで二人が同席していたことも、CNNが見つけた別の写真で確認された。

・1994年
フライトログによると、トランプはこの年にもエプスタインのプライベートジェットに搭乗している。

次ページ > 手帳に丸で囲まれたトランプの名前

翻訳・編集=江戸伸禎

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事