2019年のエプスタイン逮捕時にトランプは何と言ったか
トランプはエプスタインが2019年に逮捕された際、「パームビーチの誰もが彼のことを知っていたように、わたしも彼のことを知っていた」と認めつつ、「わたしは彼のファンではなかった。それだけは言える」と突き放した。ホワイトハウスの大統領執務室で記者団に述べた。
司法省の対応に岩盤支持層が反発
WSJが17日に報じたところによると、トランプは2003年にエプスタインの50歳の誕生日に際し、タイプで打った手紙を送った。そこには裸の女性のイラストも描かれ、二人の間の「素晴らしい秘密」といった文言があった。WSJは手紙を確認したとしている。
エプスタインをめぐっては今月、司法省が追加の情報公開をしない方針を明らかにし、トランプ支持者の間で反発が高まっている。WSJの報道はその最中のことだった。司法当局者らは以前は追加の情報公開を示唆していた。
WSJの報道後、トランプの側近らは大統領を一斉に擁護した。伝えられた文面はトランプらしくないと主張する者もいれば、報道は民主党による組織的な攻撃だと決めつける者もいた。
司法省の対応にトランプ支持者から激しい非難の声が上がるなか、トランプはボンディに対して大陪審の証言記録から「直接関連した」ものを公開するよう指示した。
エプスタインをめぐる陰謀論
未成年の女性を性的な目的で富裕層の友人や知人に人身売買したとして連邦犯罪に問われたエプスタインは、2019年にニューヨーク・マンハッタンの拘置所内の独房で自殺した。エプスタインは生前、アンドルー王子のほか、ヴィクトリアズ・シークレットの親会社だった米アパレル大手エル・ブランズ(Lブランズ)の元会長で富豪のレス・ウェクスナー、ビル・クリントン元米大統領ら多数の著名人と関係があり、トランプもそのひとりだった。
トランプの岩盤支持層である「MAGA」派の多くは長年、エプスタインをめぐる陰謀論を広めており、エプスタインは自殺ではなく他殺だった、著名な顧客のリストを持っていた、などと唱えている。司法省は今月、そのようなリストは存在しないとし、エプスタインの死因は自殺だったと重ねて説明した。


