北米

2025.07.25 08:00

トランプとエプスタインの接点、わかっていること 結婚式から「小さな黒い手帳」まで

米ニューヨーク市で1997年4月28日に開かれたヴィクトリアズ・シークレットのパーティーで、モデルのイングリッド・セインヘーブ(中央)とポーズをとるドナルド・トランプ現米大統領(左)。右奥は資産家の故ジェフリー・エプスタイン元被告(Sonia Moskowitz/Getty Images)

・1995年
のちにエプスタインとマクスウェルの性的暴行を訴え出るマリア・ファーマーが深夜、エプスタインからニューヨークのオフィスに呼び出されると、トランプが現れた。トランプはファーマーにまとわりつき始め、当時20代半ばだった彼女のむき出しの足をじろじろ見た。エプスタインは「違う、違う。彼女はあなたのためにここにいるんじゃない」とトランプをたしなめたという。ファーマーがNYTに、米連邦捜査局(FBI)にも説明した内容として語っている。

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フライトログによれば、トランプはこの年にもエプスタインのプライベートジェットに乗っている。

・1997年
トランプはエプスタインのプライベートジェットに通算7回目の搭乗をしている。

4月、ニューヨークで開かれた米女性用下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のイベントで、トランプとエプスタインが同席していたことがゲッティ・イメージズの写真で確認できる。トランプとモデルのイングリッド・セインヘーブのツーショットの背後に、エプスタインが写り込んでいた。

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・1999年
CNNが探し出した映像に、トランプとエプスタインが同じくヴィクトリアズ・シークレットのイベントで談笑する様子が見える。

・2000年
エプスタインの被害者のひとりであるバージニア・ジュフリー(故人)は、マールアラーゴで働いていた時に、エプスタインの個人マッサージ師としてマクスウェルに採用された。その後、エプスタインとマクスウェルによって、エプスタインや裕福なその仲間たちに性的なサービスを提供するようにグルーミング(手なづけ)された。2019年に公開されたジュフリーの証言録取書(デポジション)に記されている。

・2003年
WSJが先週報じたところによると、トランプはエプスタインの誕生日に「毎日が新たな素晴らしい秘密でありますように」などと書かれたお祝いの手紙を送った。トランプは否定している

・2004年
ワシントン・ポスト紙によれば、トランプはパームビーチの邸宅の入札でエプスタインに競り勝ち、これがきっかけで二人の関係は悪化した。

・2015年
エプスタインの「小さな黒い手帳」に、トランプの名前が丸で囲まれて記載されていた。この手帳には、エプスタインの関係者1571人の名前、電話番号、住所が97ページにわたり書かれており、トランプのほか英国のアンドルー王子、イスラエルのエフード・バラク元首相ら38人前後の名前が丸で囲まれていた。米メディアのゴーカーが2015年に写しを入手して報じた。

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翻訳・編集=江戸伸禎

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