サイエンス

2025.07.26 09:30

「朝食抜き」が精神面に与える3つの影響、うつの症状や集中力の減退も

Shutterstock.com

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自分の食習慣について考えたとき、頭に浮かぶのはおそらく、身体面への影響だけではないだろうか。食事の内容とタイミングが精神面にも大きな影響をもたらし得ることに、多くの人は気付いていない。

栄養は、集中力や脳の働きにも影響する

栄養は、カロリーや栄養素の観点から語られることが多い。しかし、1日を通じた集中力の持続と脳の働きという点でも、大きな役割を担っている。

栄養が集中力や脳機能に与える影響を考察した研究論文が、2025年に『Frontiers in Psychiatry』で発表された。日常の食事パターンがメンタルヘルスにどう影響するのかを探った研究で、朝食を抜くなど、ちょっとした食習慣にとりわけ着目している。

この研究では、若年層を対象に、朝食を取る頻度を調査し、衝動性とメンタルヘルスの症状に伴うさまざまな側面が検証された。調査に当たって用いられたのは、標準的な自己報告ツールだった。

この研究ではさらに、朝食を抜くことが気分と思考に与える影響について理解を深めるために、家族背景やメンタルヘルスの既往歴、睡眠パターンなども考慮された。

では、朝食を抜くことがメンタルヘルスと日々の脳の働きにどういった悪影響を及ぼし得るのか、この研究で明らかになった結果をもとに3つのポイントを紹介しよう。

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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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