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2025.07.24 09:30

次世代iOS 26のパブリックベータ公開迫る、今年は例年より遅れる

Ravi_Sharma1030 / Shutterstock.com

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アップルは次期iPhone向け大型ソフトウェアを6月に発表し、今秋に一般公開する予定だ。このソフトウェアは「iOS 26」と呼ばれ、新たなデザインが大きな注目を集めている。新たな報道に加えて第4開発者ベータ版が公開されたことから、間もなく最初のパブリックベータ版が利用可能になると考えられている。

アップルは6月、iOS 26のリリースは例年どおり開発者向けベータ版から始まり、初のパブリックベータ版は7月に配布されると発表した。正式版が一般公開される際には、今年発売予定のiPhone 17シリーズだけでなく、iPhone 16シリーズやそれ以前の多くのモデルにも提供される予定だ。

これが通常のスケジュールだが、パブリックベータ版は例年、月の中頃に登場する。そのため、7月14日から始まる週が最も有力と見られていた。

ブルームバーグのニュースレター「Power On」の最新号で、ジャーナリストのマーク・ガーマンはこの問題に言及した。彼はすでにXに、パブリックベータ版は米国時間7月23日ごろに公開されると投稿していたが、今回はその理由を詳しく説明している。

「あらゆる兆候から考えると、iOS 26は今週中にパブリックベータ段階に入るはずです。通常は7月半ばには公開されるので、今年は少し遅れています。iOS 26は大幅なデザイン刷新を伴うため、アップルが万全を期すために少し余分な時間をかけるのは理にかなっています」とガーマンは述べている。

さらにガーマンは、通常パブリックベータの基盤となる第3開発者ベータ版ではなく「今回のパブリックベータは第4開発者ベータ版と一致する可能性が高い」と付け加えた。

遅れているとはいえ、アップルがリリースごとにベータソフトウェアを改善していると仮定すれば、より安定したビルドに基づいていることを意味する。

一般向けのベータであるだけに、より質の高いソフトウェアが望まれる。iOS 26の看板機能である「Liquid Glass(リキッドグラス)」デザインには調整が施されているため、開発者向けベータ第4版/パブリックベータ第1版では最終版に近い外観が見られるかもしれない。第4開発者ベータ版が公開されたばかりで、多くの人がその中身に注目している。

iOS 26パブリックベータ版の公開日

今週中が最も有力と見られている。アップルは7月中と明言しており、この週を過ぎれば7月は残り3日しかない。

筆者は第4開発者ベータ版の翌日に、パブリックベータ版が公開されると考えている。そのため、第4版が米国時間7月21日に公開された場合、パブリックベータ版は米国時間7月22日となると思われた。

だがガーマンが示した米国時間7月23日という日付も十分に考えられる。

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翻訳=酒匂寛

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