iPad Proにも「2025年後半」という幅広い発売時期が示されており、アップルがタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコンを同時に発表するのか、それとも新しいApple Siliconで再びiPad Proを先行させるのかに注目されている。
MacBook Proには価格を抑えた競合も
もう1つ興味深い可能性が浮上している。アップルがMシリーズの技術を使用しないMacBookを出荷するという話題だ。ここ数週間、iPhone向けのAシリーズチップセットを搭載した新型MacBookに関する噂が高まっている。これは性能を抑えたA18チップセットを採用する廉価版MacBookとなる考えられている。
ProやUltraチップセットを搭載するMacBookのように高い性能は求められない。AシリーズはiPadファミリーでデスクトップ級アプリを動かせる柔軟性と能力を実証しており、iPhoneでも同等の性能を発揮している。こうしたことから、ローエンドのmacOSノートには十分以上のスペックといえる。
Aシリーズのチップセットは、iPhoneへの搭載を前提にしているため9月の発表・発売に固定されている。9月のイベントではiPhoneが主役となるため、注目を集めるMacBookがこのタイミングで発表される可能性も低い。
この新型MacBookも、M5搭載MacBook Proと同様に2025年後半から2026年初頭に登場すると考えられている。
MacBook Proのさらなる刷新
M5搭載MacBook ProとM5搭載MacBook Airは、更新されMシリーズチップセットによってプラットフォームにさらなるパワーをもたらす。しかし、多くのアップルファンにとって本当の刷新はこれら2機種ではなく、その次に続くノートブックにある。
M6チップセットを搭載する予定のMacBookでは、多くの人が待ち望んでいるハードウェアの追加とデザインの一新が実現すると見られている。これには、現在のLCDディスプレイから、より鮮やかで省電力なOLEDディスプレイへの移行が含まれる。OLEDディスプレイはハイエンドのWindowsノートでは以前から提供されている選択肢だ。
M6世代のMacBookは、筐体自体の再設計により現行モデルよりも薄型で軽量になると予想される。発売時期がMacBookの20周年と重なるため、このタイミングはブランドを再活性化し、アップルのラインアップにおける位置づけを強化する絶好の機会となるだろう。
MacBook Proに欠けている心臓部
実は重要なピースが1つ欠けている。アップルはまだM5チップセットを発表していないのだ。macOS 26の開発者向けベータ版にその存在を示す情報が含まれているとはいえ、物理的なチップはどこにも見当たらない。昨年のM4は初夏に発表されたが、今年はそのタイミングが過ぎても音沙汰がない。
M5チップセットの発表が遅れているのは、MacBook Proの遅延と表裏一体の関係にある。iPhoneが12カ月サイクルで更新されるのとは対照的に、M4からM5への世代交代は約18カ月に延びつつある。


