今回のランキングで最も順位を上げた国
前回の1月の調査以来、ランキングで最も大きな上昇を見せたのは、インドとサウジアラビアの2カ国だ。インドはビザ不要の渡航先を2カ国追加して59カ国としたことで、わずか半年間で順位を8つ上げ、85位から77位に浮上した。同期間に、サウジアラビア国民は4カ国へのビザなし渡航が可能となり、合計91カ国となった。これにより、サウジアラビアは4つ順位を上げ、54位となった。
過去10年間で最も順位を上げた国
2015年以降の10年間という長期的な視点で見ると、アラブ首長国連邦(UAE)と中国の2カ国の上昇が著しかった。UAEは過去10年間で42位から8位へ急浮上した。もう1つの注目すべき国は中国で、10年前の94位から今回は60位まで順位を上げた。これについて報告書は、「上昇著しい他の国々とは異なり、中国はまだ欧州のシェンゲン圏へのビザなし渡航を認められていないことを考慮すると、特に印象的だ」と評した。報告書は、中国は1月以降、10カ国以上にビザなしの入国を認めるなど、開放的な方向に向かっていることがランキングで順位を上げた要因だと説明。今年中に75カ国が中国にビザなしで入国できるようになる。これは、わずか5年前の20カ国未満と比べると驚くべき変化だ。
世界最強のパスポートランキング
1位 シンガポール(世界193カ国にビザなしで渡航可能)
2位 日本、韓国(同190カ国)
3位 デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、スペイン(同189カ国)
4位 オーストリア、ベルギー、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スウェーデン(同188カ国)
5位 ギリシャ、ニュージーランド、スイス(同187カ国)
6位 英国(同186カ国)
7位 オーストラリア、チェコ、ハンガリー、マルタ、ポーランド(同185カ国)
8位 カナダ、エストニア、UAE(同184カ国)
9位 クロアチア、ラトビア、スロバキア、スロベニア(同183カ国)
10位 アイスランド、リトアニア、米国(同182カ国)


