キャリア

2025.07.22 12:00

経済的自立と早期リタイア「FIRE」を実現するため、今日から始めるべき習慣17選

Indysystem / Getty Images

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米国では、大学卒業の時期が過ぎ、多くの新卒者たちが初めてのフルタイムの仕事に就く時期だ。リタイアという発想そのものが時代遅れに思えるかもしれないが、経済的自立を念頭にキャリアをスタートすることで、ほとんどの人が想像するよりも、ずっと早くFIRE(経済的自立と早期リタイア。Financial Independence, Retire Early)とともに自由と柔軟性を手にできるはずだ。

経済的自立を実現するマインドセット、行動、習慣を身に付けよう

目標が「50歳で退職して海辺に移り住むこと」であれ、「自分の望み通りに人生を満喫するのに必要な柔軟性を得ること」であれ、それを実現するためのマインドセットや行動、習慣を今すぐ身に付けるべきだ。以下では、キャリアの早い段階から実行に移すことができ、経済的自立への歩みを早めることにつながる17のアクションを紹介しよう。

1. 給与交渉術を身に付ける

あなたの賃金がたどる経過は、往々にして最初の仕事に左右される。将来の昇給は一般的に、現在の給与に対するパーセンテージで計算される。つまり、初任給が高いほど、年月とともに所得が増えていくのだ。

効果的な交渉術を学ぶことは、キャリアを通じて、より良い報酬パッケージを受け取るのに役立ち、生涯所得の最大化につながる。

2. 今すぐ貯蓄を始める

最初の仕事を始める時期は、新たな習慣を形成するのに最適なタイミングだ。生活が大きく変化するからこそ、ほかの行動を変えることもたやすい。だからこそ、初日から貯蓄を習慣付けけよう。預金口座に自動で積立するように設定して、自分でも気付かないうちに貯蓄できるようにするのがいいだろう。

3. 生活費を節約する(たとえその必要がなくても)

初任給をもらったとたん、生活水準を上げたくなる気持ちはわかる。だが、所得に合わせて生活水準を引き上げていくと、同時に貯蓄能力は下がってしまう。一方、出費を抑えて残額を貯蓄していけば、早期リタイアの実現に必要な資金を作ることができる。

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翻訳=的場知之/ガリレオ

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