サイエンス

2025.07.20 17:00

いずれあなたを蝕む、「逃避から生まれる」自己破壊的な3つの習慣と脱却法

Filippo Arteconi / Getty Images

Filippo Arteconi / Getty Images

多くの人にとって、心理的苦痛に対する最も明白な解決策は「逃避」だ。逃避は、よく見られる防衛メカニズムであり、「問題を十分に長い間無視していれば、やがては消えてなくなる」という信念の上に成り立っている。

McCann Worldgroup(マッキャン・ワールドグループ)の調査機関であるTruth Central(トゥルース・セントラル)が2024年に行なった世界的な調査によると、「精神的な逃避の必要性を感じることが時折ある」と答える人は91%に上っている。特に、2人に1人が「現実逃避するためにオンライン世界に行く」と報告している。

2023年の別の研究では、不快感から逃れようとするこの傾向は、次の3つの次元を包含することがわかった。

・現実からの切り離し:現実世界のストレス要因や、ネガティブな現実から、精神的に切り離されたいという動機

・認知的な気晴らし:苦痛となる考えや感情から注意をそらす傾向

・安心感への期待:不快感や不快な状態から、消費によって一時的に解放されることの期待や、ストレス要因から一息つく必要性

しかし、逃避という幻想は、長くは続かないのが常だ。その効果を長引かせるために、人は特定の習慣を身に付けるが、時間とともに、その習慣が積み重なって長期的な結果につながる。

ここでは、その瞬間は無害に思えるかもしれないが、後から振り返ってみると、我々の精神衛生と人生を静かに妨害する、時限爆弾のような3つの習慣を紹介しよう。

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翻訳=ガリレオ

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