2. スマートフォンの画面を見る時間を減らし、集中する時間を増やす
生産性の維持に関して、最もありがちな障壁のひとつが「スマートフォンの罠」だ。これは、何か具体的な目的があってチェックしたにもかかわらず、結果的に通知やソーシャルメディア、目的と関係がないアプリに気を取られてしまう現象だ。
この手の作業文脈の切り替え(コンテキスト・スイッチ)が起きると、再び集中した状態を取り戻すには20分以上の時間がかかり、その間の生産性が失われることが、認知負荷に関する複数の研究で判明している。
スマートウォッチは、こうした罠を回避するのに役立つ。カレンダーに設定された予定やリマインダー、メッセージなど本当に必要な情報だけを、集中をできる限り乱さない形で表示してくれるからだ。スマートフォンのロックを解除し、気が散る要素ばかりの穴に落ち込んでしまうことなく、重要な事柄にさっと目を通して仕事を進められる。
グーグルの「かこって検索」(探したい対象を指で囲って検索する機能)などの新たな機能にも、AIモードが導入され、さらなる使い勝手の向上につながっている。
クライアントについてリサーチする、コンセプトを見直す、テクノロジーがらみの問題を手っ取り早く解決するといったさまざまなケースで、ユーザーは、タブを切り替えたりスマートフォンを手に取ったりすることなく、スマートウォッチで後追いの質問をしたり、トピックをさらに深く掘り下げられる。その結果、途中で邪魔の入らない、集中した時間を、より多く確保できるようになるはずだ。
もしスマートフォンに「Pixel 9 Pro」を使っているのなら、さらに嬉しい特典がある。「Google AI Pro」のサブスクリプションサービスを、6カ月間無料で使えるのだ(訳注:日本の場合。時期やキャンペーンなどにより異なる)。これには、Geminiアプリ内の高度なツールへのアクセスも含まれる。その一例が、思い描いていることを伝えるだけで、ネイティブ音声付きの高品質のショート動画を生成してくれる「Veo 3」だ。
プレゼンテーションを用意する、コンテンツを作成する、新たなコンセプトを売り込む、といった場面で、このツールを使えば、複数のツールやアプリのあいだを何度も往復することなく、自らのビジョンをより素早く伝えるのに役立つだろう。


