1. スマートウォッチを用いたタイムボクシングは、集中力が途切れないリマインダー
タイムボクシングは、カレンダー上に一定の長さの時間枠(ボックス)を設定し、特定のタスクを割り振るメソッドで、筆者も活用している。スマートウォッチにリマインダーを設定しておくと、このメソッドを非常に簡単に実行できるようになる。
スマートウォッチにカレンダーを同期しておけば、スマートフォンのアラームを大音量で鳴らす必要がない。スマートフォンのロックを解除して、他のアプリに気を取られる心配もなくなる。スマートウォッチで直接、設定したタイムボックスをチェックして、やるべきタスクに集中できるからだ。
Pixel Watchは、カレンダーだけでなく、『Google ToDo リスト』アプリに登録されているタスクのうち、上位ふたつも表示してくれる。日時を設定しておけば、これらのタスクはカレンダーにも表示されるので、これが実質的にタイムボックスとなる。
さらにグーグルは今、ウェアラブルデバイスに対応したアシスタントとしてGeminiの展開を始めている。会話形式でやりとりができるAIが手首にあれば、わざわざアプリやブラウザーを開くことなく、今抱えているアジェンダに関する更新情報を求めたり、手早くリマインダーを作成したり、予定を調整したりできる。
常に忙しく動いているプロフェッショナルにとっては、これは、勢いを失わずに目標達成へと導く、よりシームレスで計画的な仕事の流れの創出につながるはずだ。
そして、体を動かすことが好きなユーザーにとって、こうしたスマートウォッチは、消費カロリーやカーディオ・ロード(心臓にかかる負荷)などを手軽にトラッキングするのに役立つ。さらにPixel Watchの場合は、体の回復の度合いを示す「今日のエナジー(Daily Readiness)」(訳注:『Fitbit』アプリの機能)という指標も示してくれる。
さらに今では、エクササイズのセッションを始めたり一時停止したりすることも可能になったほか、スマートウォッチに話しかけるだけで、Geminiに、スプリント(高強度のラン)用のプレイリストを作成してもらえる。これを活用すれば、体が一番必要としている時間帯にエクササイズの時間を確保でき、健康状態とタイムボクシング、両方の目標に向けて進みやすくなるはずだ。


