北米

2025.07.17 13:00

米メタに1.2兆円の損害賠償求める「ケンブリッジ・アナリティカ事件」裁判の行方

米メタのCEOのマーク・ザッカーバーグ(Photo by Celal Gunes/Anadolu via Getty Images)

ザッカーバーグやサンドバーグはじめ、誰が証言を求められるのか

この裁判は16日にメタが法人登記しているデラウェア州衡平裁判所で始まり、8日間にわたって行われる。この裁判に陪審員はおらず、判決は裁判官が下す。判決が出るのは裁判終了直後ではなく、その後の数週間から数カ月の間になる見込みだ。ロイターによれば、ザッカーバーグ、サンドバーグ、ティール、アンドリーセン、ヘイスティングスが証言に立つ予定という。

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訴えられている主要人物

この裁判の被告には、ザッカーバーグ、サンドバーグ、さらに元フェイスブックのパートナーシップ部門副社長のコンスタンティノス・パパミルティアディスが含まれている。訴状では、パパミルティアディスが故意に、2012年のFTCとの合意に違反する外部アプリとの契約を結んだとされている。また、当時フェイスブックの取締役だったアンドリーセン、ティール、ヘイスティングスも、フェイスブックがFTCとの合意に違反していることを認識していたと記載されている。また彼らは、合意に違反する、自らの企業を有利にする契約を結んでいた。

その他の訴状に記載された取締役には、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の元CEOスーザン・デスモンド=ヘルマン博士、eBayのペギー・アルフォードCFO、アメリカン・エキスプレス元CEOのケネス・シェノールトが挙げられる。さらに、ビル・クリントン政権下の元首席補佐官のアースキン・ボウルズ、バイデン大統領の元補佐官であるジェフ・ザイエンツも被告となっている。

約1.2兆円の損害賠償を要求

原告の株主は、被告に対して80億ドル(約1.2兆円)の損害賠償を求めている。彼らはこの金額が、経営陣による違法行為を受けてフェイスブックが支払うことになった費用を反映したものだと主張している。

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編集=上田裕資

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