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2025.07.19 08:00

価格は238万円から、すでに私たちのそばにいる驚異の人型ロボ10選

Unitree『G1』(Photo credit should read CFOTO/Future Publishing via Getty Images)

『Apollo』(価格:非公開)

25 kgの重量物を保持したまま通路や荷さばきエリアを移動できる産業向け大型ヒューマノイド。パレット積み作業をこなし、メルセデス・ベンツやNASAでのパイロットを成功させた。Apptronikは2013年のDARPAロボティクス・チャレンジ参加を契機にテキサス大学ヒューマンセンタードロボティクス研究所からスピンアウトした企業だ。Apolloの紹介映像はこちら。

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メーカー:Apptronik(アップトロニク)
身長:1.73 メートル(5 フィート8 インチ)
体重:72 キログラム(160 ポンド)
価格:非公開

『Booster T1』(価格:フランスで約674万円、米国で約710万円)

完全に自律的に動作するこのロボットの4チームが、中国で行われた3対3のサッカーの試合で対戦した。4つの大学チームが、ロボットが「人間のスポーツ」を行う初の完全自律型選手権といわれる大会で競い合ったのだ。ロボットはチームとしてボールをコントロールしてゴールを決めることができ、ボールや他のプレーヤーからの衝撃に耐え、転倒後に自力で起き上がることができる。視聴者からは、プロのサッカー選手はまだ自分たちの仕事を心配する必要はないとのコメントが寄せられ、2体の選手が損傷して「担架で運ばれた」。とはいえ、同じく中国で開催される予定の第1回世界ヒューマノイドロボット競技大会に向けての刺激的なプレビューとなった。

ロボット対ロボットの試合の映像はこちらで見ることができる。

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メーカー:Booster Robotics(ブースター・ロボティクス)
身長:1.20 メートル(4 フィート)
体重:30 キログラム(66 ポンド)
価格:フランスで3万9000ユーロ(約674万円)、米国で4万7685ドル(約710万円)

私たち人間側の受け入れ準備は整っているか

これらの驚異的な機械の進化につれて、サイエンスフィクションと現実の境界は急速に薄れつつある。工場で働き、洗濯物をたたみ、サッカーまでこなすヒューマノイドロボットは、もはや試作段階にとどまらず、私たちの日常における協働者、相棒、同僚になりつつある。いま問われているのは、私たち人間側の受け入れ準備が整っているかどうか、ということだ。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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