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2025.07.19 08:00

価格は238万円から、すでに私たちのそばにいる驚異の人型ロボ10選

Unitree『G1』(Photo credit should read CFOTO/Future Publishing via Getty Images)

『Neo Gamma』(価格:約298万〜446万円を想定)

Neo GammaはOpenAIが出資する米国/ノルウェー企業が開発した家庭用ロボットで、掃除機がけ、洗濯物たたみ、食器洗い機への食器の出し入れなどを行う。硬質な外装ではなくクッション性ナイロンの「肌」で覆われ、家庭内での安全性と親和性を高めた。前モデルNeo Betaは時速7 マイル(約時速11 km)で走行できたが、Gammaの走行速度は未公表である。腱駆動アクチュエーターにより人間らしい可動域を備え、独自LLMにより自然な会話も可能。登場を告知するプロモーション映像はこちら

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メーカー:1X Technologies(ワンエックス・テクノロジーズ)
身長:1.65 メートル(5 フィート3 インチ)
体重:30 キログラム(66 ポンド)
価格:2万〜3万ドル(約298万〜446万円)を想定

『GR‑2』(価格:非公開)

「世界初の量産型ヒューマノイドロボット」を謳うモデル。手の巧緻性はGR‑1の2倍とされる。現在は学術・産業用途が中心だが、家庭や介護現場での試験も進行中。最高時速5 マイル(約時速8 km)で歩行し、触覚フィードバックを使ってリアルタイムに把持力を調整できる。GR‑2の実演映像はこちら、GR‑1からの改良点を解説する動画はこちら

メーカー:Fourier Intelligence(フーリエ・インテリジェンス)
身長:1.75 メートル(5 フィート7 インチ)
体重:63 キログラム(139 ポンド)
価格:非公開(前モデルGR‑1は14万9000ドル[約2217万円]と報道)

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『G1』(価格:約238万円から)

2024年、電動2足歩行ヒューマノイドとして最高時速7.38マイル(約時速11.9 km)を記録しギネス世界記録を獲得。LiDARセンサーで周囲を360度把握し、電動アクチュエーターのみで歩行・走行・後方宙返りを行う。オープンソース基盤のため比較的低コストで導入可能だ。ボトル開栓、調理、ハンマー・はんだごて操作、本体の折りたたみ収納など多彩な動作が動画で確認できる。

メーカー:Unitree(ユニトリー)
身長:1.78 メートル(5 フィート10 インチ)
体重:47 キログラム(104 ポンド)
価格:1万6000ドル(約238万円)から

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翻訳=酒匂寛

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