ビジネス

2025.07.15 11:30

加速する「AIによるリストラ」、米テック・メディア大手が人員削減に踏み切る

y-studio / Getty Images

今後も続くリストラの波

フォードCEOのジム・ファーリーは、「今後数年でホワイトカラー職の半数がAIによって消える」と警告した。また、アンソロピックCEOのダリオ・アモデイも、「AIによって失業率が20%に達する可能性がある」と述べている。

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ゴールドマン・サックスは、コグニション(コースラ・ベンチャーズが支援する評価額40〜50億ドルのスタートアップ)が開発する、AIによるフルスタック・エンジニアリングツール、Devinの導入テストを進めている。また、エヌビディアは、史上初の時価総額4兆ドル企業となった。

一方で、デュオリンゴ、クラーナ、ショッピファイなど、AIを主軸に据えた経営戦略を打ち出した企業の中には、「契約社員をAIで置き換えようとしている」との批判を受ける企業もあり、多くの企業が広報メッセージの調整に追われている状況だ。

アマゾンは、フルフィルメントセンターにおけるロボット導入が100万台に到達したことを発表したが、一部で報じられた、1万4000人の人員削減計画については否定した。ブロック(旧スクエア)も全体の約8%にあたる1000人を削減する予定であるが、共同創業者兼CEOのジャック・ドーシーは、「AIによる代替が目的ではない」と強調している。

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異色の存在:同時に複数社で働くエンジニア

そんな中、ソハム・パレクというエンジニアは、複数のテック企業で同時に雇用されていたことが発覚し、一躍インターネット上の話題となった。彼の「採用システムを出し抜くスキル」はミーム化され、SNS上で拡散された。

著名なAI投資家であるリード・ホフマンマーク・キューバンもこの話題に反応した。ボックスのCEOアーロン・レビーは、「ソハムが『AIエージェントを訓練するためだった』と正直に言えば、週末までに時価総額1億ドル(約147億円)の評価を得られるだろう」と投稿した

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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