スポーツ

2025.07.14 17:00

ウィンブルドン優勝も賞金6億円の手取りは「ほぼ半減」、スポーツと税金の話

ウィンブルドン初優勝のヤニック・シナー(Clive Brunskill/Getty Images)

13日に行われた男子決勝戦では、シナーがアルカラスを4-6、6-4、6-4、6-4で破り、試合時間はわずか3時間4分だった。スペインの天才アルカラスが同じくシナーを相手に全仏オープンで5時間29分におよぶ死闘を制してから、わずか5週間後のことだった。シナーがウィンブルドンを制覇するのはこれが初めてであり、テニスの4大大会(グランドスラム)においては通算4度目のタイトル獲得となる。

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女子決勝では、シフィオンテクがアニシモワをわずか57分で6-0、6-0と圧倒し、ウィンブルドン初優勝を飾った。ウィンブルドン選手権の決勝で完封優勝を決めるのは1968年のオープン化以降では初めて、1911年以来2回目の快挙となる。

先述したように、シナーはモナコを主たる居住地としているため、英国国外での追加所得税は発生しないとボッセは述べている。世界のトップテニスプレーヤーの多くが彼と同様にモナコを拠点としており、例えばウィンブルドン準決勝でシナーに敗れたノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ダニール・メドベージェフ(ロシア)、ホルガ・ルーネ(デンマーク)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)らがそれにあたる。テニス以外にも、F1ドライバーのマックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、シャルル・ルクレールなどがモナコに居住者している。

今年のウィンブルドンにおける賞金総額は7220万ドル(約106億円)に達し、前年より7%増加したと大会側は発表している。

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フォーブスの調査では、ウィンブルドン3連覇を狙っていたアルカラスは、コート内外での収入を合わせた年収が4230万ドル(約62億円)に達し、世界で最も稼ぐテニス選手となっている。シフィオンテクは2670万ドル(約39億2000万円)で第4位、シナーは2660万ドル(約39億1400万円)でそれに続いている。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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