宇宙

2025.07.12 17:00

「夏は流れ星」を見よう! ペルセウス座流星群観測の究極ガイド

アリゾナ州トゥーソン西部のソノラ砂漠に位置する米国立科学財団(NSF)キットピーク国立天文台(KPNO)の上空を駆け抜ける火球(KPNO/NOIRLab/NSF/AURA/J. Dai)

みずがめ座δ南流星群とやぎ座α流星群

ペルセウス座流星群の活動が活発化し始める頃に、みずがめ座δ南流星群とやぎ座α流星群が極大を迎える。みずがめ座δ南流星群は1時間に最大25個の流星が出現する。それほど明るい流星群ではないが、出現数が毎年安定しており、極大の前後数日間にわたって多くの流れ星が見られる。放射点は南の空のみずがめ座付近にある。

advertisement
やぎ座α流星群の流れ星と天の川(Matthew Clemente/Getty Images)
やぎ座α流星群の流れ星と天の川(Matthew Clemente/Getty Images)

やぎ座α流星群の放射点も、やはり南の空にあるやぎ座付近にある。出現数は1時間あたり最大5~10個にとどまるが、数の少なさを補うように明るい流星がゆっくりと流れ、火球が観測されることも多い。見ごたえは十分だ。

流れ星を見つけるには 専門家のアドバイス

米航空宇宙局(NASA)によると、流星群を観測するには都市部の光害から離れ、できるだけ暗い場所に行くのがいちばんだ。星空保護区や、光害マップで影響の少ない地点として表示される場所を選ぶといい。

目が夜空の暗さに慣れるには、少なくとも20~30分はかかる。その間はスマートフォンの画面を見ないようにして、暗闇に目を慣らすことに専念しよう。視界を遮るもののない、見晴らしのよい場所を選び、リクライニングチェアやシート、ブランケットを用意して寝転がれる準備をととのえておく。望遠鏡や双眼鏡は使わないこと。初心者によくあるミスだが、視野が大きく制限されて流れ星を見つけるチャンスが大きく減ってしまう。

advertisement

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事