暮らし

2025.07.12 16:00

気づいたらスルー厳禁、「友情」における3つの危険信号

Shutterstock.com

これは、もし誰かが何かを必要とするときだけあなたに連絡するのであれば、それは必ずしもつながりを示すものではない可能性があるという事実を浮き彫りにしている。健全な友情は常に一方通行の好意の上に成り立つものではない。友情とは双方が相手の力になり、相手を気遣うものだ。

advertisement

このことを知っていれば、長期的に自分の時間やエネルギー、そして自己認識さえも守ることができる。

2. 自分の気持ちを押し付けてくるばかり

いつも友人の心の痛みを受け止め、友人の問題に耳を傾け、危機のたびに友人をなぐさめているのに、友人があなたの様子を尋ねることがほとんどない場合、その友情は一方通行である可能性がある。

最初のうちはこれは2人の親密さや弱さのように見えるかもしれない。

advertisement

だが、時間が経つにつれてあなたは疲れを感じるようになる。このような濃密な会話があなたの同意なしに相手の都合で行われていないか、そして自分が消耗し、感情面で抱え込みすぎていないかどうかに注目したい。

専門誌『Communication Quarterly』に掲載された研究では、感情を露わにすることが難しいことが話し手と聞き手にどのような影響を与えるかを調べた。

研究チームは、親しい間柄の2人(友人同士や家族間、恋人同士)の間で実際に交わされた82の会話を検証した。

参加者には、親しい人の辛い経験談を聞いて自分がどのように反応したか、どれくらいの時間聞き役に回ったか、相手の感情に対してどの程度責任を感じたかを回想してもらった。

そして、聞き手が責任を感じれば感じるほど、また聞き役に回った時間が長ければ長いほど、感情的苦痛が大きくなることが明らかになった。

加えて、アドバイスするのではなく、相手を認めるという対応の仕方をした人では、感情的苦痛はさらに大きかった。

こうした発見からうかがえるのは、感情的なサポートは重要だが、自分が相手からサポートを受けることなく無遠慮な感情的負荷を繰り返し負わされることは感情面で負担になりうるということだ。

友人関係において、一方が常に感情を吐露している場合、特にそれが習慣的で相互の配慮が欠けている場合、聞く側に回る人の感情的なウェルビーイングを損ない、関係がアンバランスになる可能性がある。

こうしたことから、常に相手の感情を気にかけるという負荷が自分にかかっていることに気づいたら、一度立ち止まって、友人が同じようにあなたを受け止めてくれるかをどうか考えてもいいだろう。友情とは相手に寄り添うことだけではない。お返しに相手も自分に注意を払ってくれる、話を聞いてくれる、気にかけてくれていると感じることでもある。

次ページ > 結局、最後は「自分の苦労話」ばかり

翻訳=溝口慈子

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事