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2025.07.17 09:15

最低でも約3万円の出費。鍵トラブルで泣かない対策は

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オートロックのマンションなどでは、鍵を持たずにうっかり外出してドアを開けられなくなるトラブルをよく耳にする。そんなときは鍵屋さんを呼んで開けてもらうことになるが、その費用は決してお安くない。

鍵トラブルの専門サービス「カギお助け本舗」が2023年1月から2025年3月にかけて作業を行った内容を集計して公開した。それによると、この期間に同社が出動して作業したのは全部で2万3219件。そのうちもっとも多いのが鍵の紛失などでドアが開けられず、作業員に開けてもらうという「鍵開錠」で2万0921件。ほとんどがコレ。あとは鍵の故障に関連するものだ。

鍵開錠の内容は、鍵の紛失、鍵を持たずに外出したがその間に家族が出かけて鍵を掛けられた、家の中に鍵を置いたままロックしてしまった、というものだが、圧倒的に鍵の紛失が多い。

さて問題は鍵を開けてもらったときの費用だが、カギのお助け本舗の集計では平均3万3402円。これには錠前の修理や交換といった高額な工事費も含まれるが、カギの紛失でも平均3万2114円とかなり痛い出費となる。

カギのお助け本舗のほかにも、連絡をすれば24時間駆けつけてくれる鍵開けのサービスは全国にあり、通常は基本料金が明示されている。たとえば、カギお助け本舗の場合は住宅の開錠作業は1カ所6600円からとなっている。だがおよそ2年間の平均費用は3万円を超える。深夜や早朝、遠方への出張、さらに特殊な鍵だった場合の追加料金があるからだ。平均で約3万円ということは、基本料金に近い場合もあれば、もっとうんと高い場合もあるということ。依頼する際には、家から閉め出されてパニックになっているかもしれないが、そこは落ち着いて、話をよく聞いておこう。

カギお助け本舗では鍵の紛失対策を伝授している。簡単な対策としては、キーホルダーを付けて目立つようにすること。ストラップを付ければ落下防止にもなる。また鍵の置き場所を決めておくことも有効だ。

それでも心配ならスマートタグを使うことだ。手元から離れるとブザーが鳴って教えてくれるものもある。外出先で紛失しても場所がわかる、GPS機能付きのスマートタグがとくにお薦めとのことだ。

修理や部品交換などで、単なる鍵の紛失よりも料金が高くなる傾向にある物理的な不具合も、メンテナンスを心がけていればある程度は防げる。鍵は機械なので、長年使っていれば劣化して調子が悪くなるのは当然。カギのお助け本舗は、鍵穴のゴミを掃除機で吸い出し、鍵専用の潤滑剤をスプレーしておくと鍵の寿命を延ばせるとアドバイスしている。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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