AUDEMARS PIGUET|CODE 11.59 バイ オーデマピゲ パーペチュアルカレンダー
今年で創業150周年を迎えるオーデマ ピゲでは、同社の歴史のなかで特別な機構として愛されてきた永久カレンダーに注目。機能の操作性を進化させ、リュウズ操作のみでカレンダー表示の修正を可能にしている。そのおかげで、八角形のミドルケースがつくり出す造形美が特徴の「CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ」の美しいケースサイドの美観を崩すこともない。ダイヤルカラーはスモークブルーと命名され、外側に行くほどやや暗くなる。満月に照らされた明るい夜空を思わせる、ロマンティックな色となっている。
GRAND SEIKO|ヘリテージコレクションSBGW323
グランドセイコーの伝統的なケースデザインである「44GS」のシャープな平面で構成する造形美を継承しつつ、時計の製造地「グランドセイコースタジオ 雫石」が位置する岩手県の県花である桐をイメージした淡いパープルをダイヤルに採用。精密な型打ち仕上げでつくり出す繊細な凹凸模様は、岩手山の山肌をイメージしたものだ。搭載するムーブメントは、手巻き式のCal.9S64。カレンダーももたない端正なデザインと36.5㎜という小振りなサイズ、そして柔らかな色合いのすべてがエレガント。さりげない個性を楽しむ時計だ。
LONGINES|ロンジン レジェンドダイバー
1959年にデビューしたダイバーズウォッチのスタイルを継承するレトロモデル。潜水経過時間を計測するためのベゼルを、2時位置リュウズで操作するインナーリング式にすることで、外側ベゼルをかなり細くデザインでき、エレガントな雰囲気になった。ダイヤルとインナーリングにテラコッタ色を採用しているのも特徴。ファッション感度の高い時計になったが、スペックは本格派で、ISO 6425のダイバーズウォッチ認証を取得しており、防水性能は300m。視認性を重視するダイバーズウォッチでは採用されない華やかなダイヤルカラーだからこそ、ほかにはない個性を楽しめるのだ。
NORQAIN|ワイルド ワン スケルトン39㎜ パープル アイスブルー
元サッカーイタリア代表の名手ジャンルイジ・ブッフォンをノルケイナー(アンバサダー)に迎えたノルケイン。人選の理由は、著名なアスリートであっただけでなく、引退後にビジネスマンとしても活躍している人物であるからで、ビジネス面でのアイデアを共有するという目的もあるそうだ。そんなユニークな戦略でも話題のノルケインでは、旗艦コレクションに39㎜の小径モデルを追加し、カラーリングもひと工夫。パープル色のノルテック®ケースにアイスブルーのショックアブソーバーを組み合わせることで、新しい魅力を加えている。
JAEGER-LECOULTRE|レベルソ・トリビュート スモールセコンド
ポロ競技中でも風防が割れない時計というオーダーを受け、ケースを反転させて風防を隠し、衝撃から守る前衛的なケース構造の「レベルソ」が誕生したのが1931年のこと。その初代のデザインに敬意を表したモデルで、バーインデックスやドーフィン針でシャープな印象をつくる。誕生当初からカラーダイヤルのバリエーションを豊富に揃えており、その伝統は今も健在。このモデルでは深みのあるワインレッド色のダイヤルを採用し、アルゼンチンのポロ用具ブランド「カーサ・ファリアーノ」がデザインしたストラップも同系色で艶っぽくまとめた。


