時計

2025.07.19 15:00

あなたの腕元=時計に彩りを

AUDEMARS PIGUET|CODE 11.59 バイ オーデマピゲ パーペチュアルカレンダー

自動巻き、18KWGケース、ケース径41㎜。価格要問い合わせ〈オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン Tel:03-6830-0000〉
自動巻き、18KWGケース、ケース径41㎜。価格要問い合わせ〈オーデマ ピゲ/オーデマ ピゲ ジャパン Tel:03-6830-0000〉

今年で創業150周年を迎えるオーデマ ピゲでは、同社の歴史のなかで特別な機構として愛されてきた永久カレンダーに注目。機能の操作性を進化させ、リュウズ操作のみでカレンダー表示の修正を可能にしている。そのおかげで、八角形のミドルケースがつくり出す造形美が特徴の「CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ」の美しいケースサイドの美観を崩すこともない。ダイヤルカラーはスモークブルーと命名され、外側に行くほどやや暗くなる。満月に照らされた明るい夜空を思わせる、ロマンティックな色となっている。

GRAND SEIKO|ヘリテージコレクションSBGW323

手巻き、SSケース、ケース径36.5㎜。770000円〈グランドセイコー/グランドセイコー専用ダイヤル Tel:0120-302-617〉
手巻き、SSケース、ケース径36.5㎜。770000円〈グランドセイコー/グランドセイコー専用ダイヤル Tel:0120-302-617〉

グランドセイコーの伝統的なケースデザインである「44GS」のシャープな平面で構成する造形美を継承しつつ、時計の製造地「グランドセイコースタジオ 雫石」が位置する岩手県の県花である桐をイメージした淡いパープルをダイヤルに採用。精密な型打ち仕上げでつくり出す繊細な凹凸模様は、岩手山の山肌をイメージしたものだ。搭載するムーブメントは、手巻き式のCal.9S64。カレンダーももたない端正なデザインと36.5㎜という小振りなサイズ、そして柔らかな色合いのすべてがエレガント。さりげない個性を楽しむ時計だ。

LONGINES|ロンジン レジェンドダイバー

自動巻き、SSケース、ケース径39㎜。526900円〈ロンジン Tel:03-6254-7350〉
自動巻き、SSケース、ケース径39㎜。526900円〈ロンジン Tel:03-6254-7350〉

1959年にデビューしたダイバーズウォッチのスタイルを継承するレトロモデル。潜水経過時間を計測するためのベゼルを、2時位置リュウズで操作するインナーリング式にすることで、外側ベゼルをかなり細くデザインでき、エレガントな雰囲気になった。ダイヤルとインナーリングにテラコッタ色を採用しているのも特徴。ファッション感度の高い時計になったが、スペックは本格派で、ISO 6425のダイバーズウォッチ認証を取得しており、防水性能は300m。視認性を重視するダイバーズウォッチでは採用されない華やかなダイヤルカラーだからこそ、ほかにはない個性を楽しめるのだ。

NORQAIN|ワイルド ワン スケルトン39㎜ パープル アイスブルー

自動巻き、ノルテックケース、ケース径39㎜。924000円〈ノルケイン/ノルケイン・ジャパン Tel:03-6864-3876〉
自動巻き、ノルテックケース、ケース径39㎜。924000円〈ノルケイン/ノルケイン・ジャパン Tel:03-6864-3876〉

元サッカーイタリア代表の名手ジャンルイジ・ブッフォンをノルケイナー(アンバサダー)に迎えたノルケイン。人選の理由は、著名なアスリートであっただけでなく、引退後にビジネスマンとしても活躍している人物であるからで、ビジネス面でのアイデアを共有するという目的もあるそうだ。そんなユニークな戦略でも話題のノルケインでは、旗艦コレクションに39㎜の小径モデルを追加し、カラーリングもひと工夫。パープル色のノルテック®ケースにアイスブルーのショックアブソーバーを組み合わせることで、新しい魅力を加えている。

JAEGER-LECOULTRE|レベルソ・トリビュート スモールセコンド

手巻き、SSケース、ケース縦45.6×横27.4㎜。1645600円〈ジャガー・ルクルト Tel:0120-79-1833〉
手巻き、SSケース、ケース縦45.6×横27.4㎜。1645600円〈ジャガー・ルクルト Tel:0120-79-1833〉

ポロ競技中でも風防が割れない時計というオーダーを受け、ケースを反転させて風防を隠し、衝撃から守る前衛的なケース構造の「レベルソ」が誕生したのが1931年のこと。その初代のデザインに敬意を表したモデルで、バーインデックスやドーフィン針でシャープな印象をつくる。誕生当初からカラーダイヤルのバリエーションを豊富に揃えており、その伝統は今も健在。このモデルでは深みのあるワインレッド色のダイヤルを採用し、アルゼンチンのポロ用具ブランド「カーサ・ファリアーノ」がデザインしたストラップも同系色で艶っぽくまとめた。

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direction by Akira Shimada | text by Tetsuo Shinoda | photographs by Kazuki Nagayama | styling by Makoto Yoshino

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