映画界における『スーパーマン』の重要性は、いくら強調してもしすぎることはない。本作は、成績不振だったDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)が終了し、新たに始動するDCU(DCユニバース)における初の実写作品である。スーパーマンはDCの象徴的ヒーローでありながら、実写化が非常に難しいキャラクターとしても知られてきた。今作の主演俳優はまったく無名の新人だ。そして監督はDCUの責任者であり、これまでマーベルとDCで一度も駄作を作ったことのないジェームズ・ガンである。つまり、期待と重圧がのしかかっているわけだ。
だが、非常に良いニュースがある。
初期の試写会で好意的な反応があったのに続き、現在『スーパーマン』の批評家レビューが次々と寄せられており、レビューサイトのRotten Tomatoesでスコア集計が進んでいる。レビュー数が増えるにつれてスコアは多少変動するだろうが、現時点では非常に好調な滑り出しを見せている(なお、この手の作品は観客スコアが高くなる傾向にあることも指摘しておく)。
米国記事執筆時点において、『スーパーマン』の批評家スコアは驚異の86%を記録している。この数値を旧DCEUの作品と比較すると、第3位に相当する。
・『ワンダーウーマン』 – 93%
・『シャザム!』 – 90%
・『スーパーマン』 – 86%
・『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(DCEUではないが、参考までに) – 85%
・『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』 – 78%
・『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』 – 75%
・『アクアマン』 – 65%
・『ワンダーウーマン 1984』 – 59%
・『マン・オブ・スティール』 – 56%
・『シャザム!~神々の怒り~』 – 49%
・『ジャスティス・リーグ』 – 40%
・『ブラックアダム』 – 39%
・『アクアマン/失われた王国』 – 33%
・『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』 – 29%
・『スーサイド・スクワッド』 – 26%




