世界最小のけん玉が登場した。ただ小さいだけではない。競技用けん玉と同じ糸のねじれ防止機構を持ち、実際に遊べるけん玉だ。
玉軸受け(ボールベアリング)の老舗メーカー日本精工(NSK)のグループ会社でおもに微細な精密軸受けの開発製造を行うNSKマイクロプレシジョンは、スキルトイの専門店「そろはむ」と共同で、玉を含めた高さがわずかに31.9ミリメートルというけん玉「SG Kendama pico」を開発、販売を開始した。

本体は金属製で、金属精密加工のミツミ製作所が製造を担当。玉には糸のねじれを防ぐためのボールベアリングが内蔵されている。そのベアリングの直径は3ミリメートル。NSKマイクロプレシジョンの技術が活かされている。まさにオールジャパンの得意技を凝縮した製品だ。

デザインは、日本けん玉協会が認定した競技用けん玉「F16-2型」をそのまま小さくした感じ。NSKは「小型化と実用性を両立」したと主張している。このサイズで「実用性」とは驚く。
つまり、実際に使えるということ。「世界最小のコンパクトさと美しさを実現しただけでなく、実際に使用可能なけん玉としても楽しんでいただける製品となっています」とのこと。仕事の合間の気分転換にいいかもしれない。
「SG Kendama pico」
販売価格:5500円(税込)
ショッピングサイト「ヨーヨーショップ スピンギア」にて販売中。



