実験は、普段使っているトイレと猫砂と、ライオンペットが販売している「獣医師開発ニオイをとる砂専用 猫トイレ」と「ニオイをとる砂(鉱物系)」を比較するもので、それぞれ2週間ずつ使ってもらった。20頭の猫を2つのグループに分け、片方は前半の2週間は普段のトイレ、後半の2週間はライオンペットが提供するトイレを、もう片方のグループはその逆の順番でトイレを使わせた。その結果、両者の違いが明らかになった。トイレの失敗、いやいやサインとも、ライオンペット提供のトイレを使った場合に大幅に減少したのだ。
ライオンペットは、2020年に「猫が好むトイレ用砂(猫砂)およびトイレ容器の大きさに関する検討」を発表している。この先行研究では、横幅40センチメートル、50センチメートル、60センチメートルの3種類のトイレ、鉱物系、木系、紙系の3種類の猫砂を組み合わせ、東京都内の3つの猫カフェの協力で3日間にわたり猫の排泄行動を観察した。その結果、トイレの横幅は50センチメートル以上、それに鉱物系の猫砂を使った場合に、失敗やいやいやサインがもっとも少なかった。今回の実験で使用されたトイレは、この成果にもとづき開発されたものだ。
ライオンペットはこの研究結果を「トイレの失敗で悩む飼い主とトイレ環境が気に入っていない猫にとって有益であり、また、猫と飼い主の幸せな共生生活の一助となる」と話している。


